POSシステムとは?ぴーおーえすしすてむ
POSシステムとは、販売した時点で商品コードを読み取り、何がいつどれだけ売れたかを単品単位で記録する仕組み。精算を速くするだけの道具ではなく、売れ筋と死に筋の判別、発注の自動化、販促効果の検証といった経営判断の基礎データを供給する装置として問われる。
最終更新:2026-10-06
この語が出る過去問を解く →背景
売上だけを合計していた時代は、何が売れたのかが棚を見て推測するしかなく、発注は経験と勘に依存していた。商品コードの標準化と読み取り装置の普及で、販売の事実を単品まで分解して記録できるようになり、仕入と品揃えの判断が現場に降りた。小売の競争軸が仕入れの力から情報の使い方へ移った転換点にあたる。
具体例
セブン‐イレブン・ジャパンは、単品ごとの販売実績に天候や時間帯の情報を重ねて発注の判断材料とする仕組みを早くから作り、廃棄と欠品を同時に抑える運用で知られる。会員の識別と結び付ければ、購買履歴に応じた案内の出し分けや、棚替えの効果検証にも使える。
試験での引っ掛け
記録できるのは売れたものだけで、欠品のせいで買えなかった需要は残らない。この機会損失の見落としが分析を誤らせる。またレシート単位で組合せを見るバスケット分析と、顧客単位で頻度や金額を見るFSPやRFMは目的が違い、同じデータでも切り口を取り違えると結論がずれる。
関連用語
出た過去問
出典:令和4年度 春期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問9(IPA)
マーケットバスケット分析の説明はどれか。
正解:POSシステムなどで収集した販売情報から、顧客が買物をした際に同時に購入した商品の組合せを見つける。
要点:マーケットバスケット分析は同時購入される商品の組合せを探す
マーケットバスケット分析は、POSデータなどの1回の買物(バスケット)の中身を調べ、同時に購入されやすい商品の組合せを見つける分析である。支持度・確信度・リフト値といった指標で組合せの強さを評価し、併売を促す陳列やレコメンドに活用する。アソシエーション分析の代表的な応用である。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。