OC曲線と生産者危険・消費者危険とは?おーしーきょくせんとせいさんしゃきけん・しょうひしゃきけん
OC曲線と生産者危険・消費者危険とは、抜取検査の条件を決めたとき、どれくらいの不良率のロットがどれくらいの確率で合格するかを描いた曲線で、検査特性曲線ともいう。横軸が不良率、縦軸が合格する確率で、良いロットが落ちる側の確率が生産者危険(α)、悪いロットが通ってしまう側の確率が消費者危険(β)にあたる。
最終更新:2026-10-06
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一部だけを見て全体を判定する以上、判定を誤る確率はゼロにできない。この誤りには、供給側が損をする向きと、買い手側が損をする向きの二種類があり、片方を小さくすればもう片方が大きくなる。両者の取り分を数字で見えるようにして、検査の条件を交渉と合意で決められるようにしたのがこの曲線である。
具体例
50個抜き取って不良1個以下なら合格とする条件では、不良率1パーセントのロットの合格率は約91パーセント、不良率5パーセントのロットでも約28パーセントは通ってしまう。抜取数を増やすと曲線が立ち、二つの危険が同時に下がる代わりに検査の費用が増える。
試験での引っ掛け
合格判定個数を増やせば検査が厳しくなる、というのは逆で、判定は緩くなり消費者危険が増える。曲線を急にして判別力を高めるには抜取数を増やすしかない。生産者危険が第1種の誤り、消費者危険が第2種の誤りに対応することも合わせて押さえる。
関連用語
出た過去問
出典:令和3年度 春期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問20(IPA)解説で登場
合格となるべきロットが、抜取検査で誤って不合格となる確率のことを何というか。
正解:生産者危険
要点:生産者危険は良いロットを誤って不合格にしてしまう確率
抜取検査では、標本の偶然のばらつきによって判定を誤ることがある。本来は合格とすべき良いロットを誤って不合格にしてしまう確率を生産者危険(第1種の誤り、α)といい、逆に不合格とすべきロットを誤って合格させてしまう確率を消費者危険(第2種の誤り、β)という。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。