感度分析とは?かんどぶんせき
感度分析とは、不確実な要素を一つずつ動かし、他を固定したまま結果がどれだけ振れるかを比べて、どの要素が結果を最も左右するかを特定する技法。影響の大きい順に横棒を並べたトルネード図で表現されることが多い。定量的なリスク分析の道具として、ディシジョンツリーと並べて扱われる。
最終更新:2026-10-06
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見積りの精度を全項目で均等に上げようとすると手間が際限なく増える。結果への効き方は要素ごとに大きく違うので、効く要素だけを見極めて、そこへ調査や予備費を集中させたほうが投資対効果が高い。どこに力を入れるかを決めるための前さばきとして使う技法。
具体例
工数見積り・単価・遅延日数のうちどれが利益に最も効くかを比較し、影響の大きい要素の精度向上に人を割く。表計算ソフトのWhat-If分析(データテーブル)でも、変数を一つずつ振って同じ比較ができる。
試験での引っ掛け
傾向分析との混同が起こりやすい。傾向分析は時系列の推移から先を予測するもの、感度分析は要素の変動が結果へ与える影響の大きさを比べるもので、時間軸を扱うかどうかが違う。またこの技法は要素を一つずつ動かす前提なので、要素どうしが連動する場合の効果は表現できない。
関連用語
出た過去問
出典:令和5年度 春期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問20(IPA)
プロジェクトマネジメントで使用する分析技法のうち、感度分析の説明はどれか。
正解:顕在化したときにプロジェクトの目標に与える影響が大きいリスクはどれかを分析する。
要点:感度分析は「どのリスクが最も効くか」を比較する技法
感度分析は、複数の不確実要素のうちどれがプロジェクトの目標に最も大きな影響を与えるかを調べる定量的リスク分析の技法である。ある要素だけを変動させたときの結果への効き方を比べ、影響の大きい順に並べたトルネード図で表現することが多い。デシジョンツリー分析、傾向分析、特性要因図とは目的が異なる。
出典・参考
高度試験 午前I(高度午前I 相当)のシラバスの5 プロジェクトマネジメント > 8. プロジェクトのリスク > (3) ツールと技法に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。