RTP/RTCPとは?あーるてぃーぴー/あーるてぃーしーぴー
RTPは音声や映像などのリアルタイムデータをUDP上で運ぶプロトコルで、ペイロード種別・シーケンス番号・タイムスタンプを付けることで、受信側での順序復元と再生タイミングの復元、損失の検知を可能にする。RTCPはこれと対になって別に流れ、損失率・ゆらぎ・往復遅延といった品質情報を送信側と受信側が報告し合う。
最終更新:2026-10-06
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TCPの再送は確実に届けるための仕組みだが、通話や配信では再送されてきた古い音声には価値が無く、待つぶんだけ会話が途切れる。そこで再送を持たないUDPを使うことになるが、UDPには順序も時刻の情報も無いため、順番と再生間隔を上位で補う層が必要になった。RTCPが分かれているのは、データを運ぶ役目と品質を測る役目を分離しておくと、測定だけを別経路で扱えるからである。
具体例
Microsoft TeamsやZoomの通話、SIPで制御するIP電話はいずれもRTPで音声を運び、RTCPが報告する損失率とゆらぎをもとにコーデックのビットレートを下げて通話を維持する。WebRTCでは、この音声・映像をDTLSで鍵をやり取りしたうえでSRTPとして暗号化して流す。
試験での引っ掛け
RTPはUDP上で動くため再送も帯域保証もせず、欠けた分は補間で埋める。RTCPは品質を測って報告する役目であって、品質を回復させる仕組みではない点を混同しやすい。RTP自体は暗号化を含まないので盗聴対策にはSRTPが要り、通信に動的なポート番号を使うためファイアウォールの静的な穴あけでは通らないことも狙われる。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 3. 通信プロトコル > (1) プロトコルとインタフェースに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。