IPv6とは?
IPv6とは、アドレスを128ビットに拡張した次世代のIP。アドレス枯渇は解消するが、対策側が意識していない経路が黙って有効になることが多く、IPv4だけを想定したフィルタや監視の脇をすり抜ける点が実務上の脅威になる。
情報処理安全確保支援士試験の過去問では2回出題されています。
あいぴーぶいろく
IPv6の意味
アドレスを128ビットに拡張した次世代のIP。アドレス枯渇は解消するが、対策側が意識していない経路が黙って有効になることが多く、IPv4だけを想定したフィルタや監視の脇をすり抜ける点が実務上の脅威になる。
IPv6の具体例
OSは既定でIPv6を有効にし、ルータ広告を受けて自動的にアドレスを持つ。IPv4のACLしか書いていない境界では、同じサービスがIPv6側では素通しになる。使わないなら明示的に無効化するか、同等のフィルタを両方に書く。
IPv6は試験でどう引っ掛けられる?
アドレスが膨大だから網羅的な探索は不可能、という前提は過信。名前解決の記録や自動生成規則、公開情報から候補を絞る手法があるため、到達性そのものを閉じる対策が必要。
IPv6と関連する用語
IPv6が出た過去問
PCからサーバに対し,IPv6を利用した通信を行う場合,ネットワーク層で暗号化を行うときに利用するものはどれか。
正解:IPsec
要点:ネットワーク層で暗号化するプロトコルはIPsec
IPsecは、IPパケット自体を暗号化・認証するネットワーク層のプロトコル群で、AHが完全性と認証を、ESPが暗号化を担い、IKEで鍵交換を行う。上位のアプリケーションを変更せずに通信を保護できる点が特徴で、IPv6では当初から標準的な仕組みとして位置付けられている。VPNの構築にも広く使われる。
出典:令和4年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問13(IPA)IPv6の特徴として,適切なものはどれか。
正解:ヘッダーは固定長であり,拡張ヘッダー長は8オクテットの整数倍である。
要点:IPv6は40オクテット固定長ヘッダーに拡張ヘッダーを連ねる
IPv6の基本ヘッダーは40オクテットの固定長で、必要な機能は拡張ヘッダーを数珠つなぎにして表す。各拡張ヘッダーは8オクテットの整数倍に整列するよう定められており、途中の経路上のルータが処理を省けるため転送効率が高い。またフラグメント化は送信元だけが行い、アドレス解決はARPではなく近隣探索(NDP)が担う。
出典:令和4年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問18(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。