TFTPとは?てぃーえふてぃーぴー
TFTPとは、認証機構もディレクトリ操作も持たない、機能を切り詰めたファイル転送プロトコル。UDPの69番ポート上で512バイトずつ送っては応答を待つストップアンドウェイト方式で動くため実装が小さく、OSを持たない起動直後の機器でも扱える。装置のブートイメージや設定ファイルの配布が主な用途。
最終更新:2026-10-06
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ネットワーク機器やシンクライアントは、起動直後にはOSもファイルシステムも持たない。この段階で動かせるのはROMに載る程度の小さなコードだけで、TCPの再送制御や認証機構を実装する余地が無い。そこで機能を削り、UDPの上で一往復ずつ確認するだけの転送手順が用意された。支援士では、この「削った結果として認証が無い」性質が、設定ファイルの窃取や改ざんの入口として問われる。
具体例
Cisco の IOS 機器は起動イメージや設定の入出力に TFTP を使い、PXEブートでは DHCP で教わったサーバからブートローダを TFTP で取得する。1ブロックごとに応答を待つため、往復遅延の大きい広域回線では極端に遅く、拠点ごとに配布サーバを置く判断につながる。
試験での引っ掛け
「FTPの簡易版」という言い回しから TCP を使うと答えると誤り。UDP を使い、制御用と転送用の2本を張る FTP とは構造そのものが違う。利用者認証もアクセス制御も持たないため、到達できる相手は誰でも読み書きでき、送信元IPの制限と必要な時だけの起動が前提になる。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 5. ネットワーク応用 > (1) インターネットに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。