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限界利益とは?げんかいりえき

限界利益とは、売上高から変動費を差し引いた額で、固定費の回収と利益に貢献する部分を表す。売上高に対する比率が限界利益率で、固定費÷限界利益率が損益分岐点売上高になる。制約のある資源のもとで製品を選ぶときは、制約資源1単位当たりの限界利益が大きいものを優先する。

最終更新:2026-10-07

試験情報

高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では6問の解説で触れられています(2018年度〜2025年度)。

高度試験・午前I(全区分共通)の頻出用語/午前I(全区分共通)

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背景

全部原価計算では固定費を製品ごとに配賦するため、配賦の仕方しだいで製品の採算が黒にも赤にも見え、「作るか・やめるか」の判断を誤らせる。固定費は短期的には生産量に関わらず発生するという事実に立ち、追加の1個が本当に生む儲けだけを取り出したのが限界利益という考え方(直接原価計算)である。午前I(科目A-1)では会計が専門でない受験者にも出るため、単純な数値計算として問われる。

具体例

販売価格1,000円・変動費600円なら限界利益は1個400円、限界利益率は40%。固定費が800万円なら損益分岐点売上高は800万円÷0.4=2,000万円で、2万個を売れば利益がゼロになる。目標利益400万円を出すには(800万+400万)÷0.4=3,000万円の売上が要る。

試験での引っ掛け

単位当たりの限界利益額が大きい製品が常に有利とは限らない。生産能力や原材料が制約になっている場合は、制約資源1単位当たりの限界利益で比較する。また限界利益は営業利益ではない——ここから固定費を引いて初めて利益になる。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 6問の解説で触れられる(2018年度〜2025年度)
  • 分野:午前I(全区分共通)
  • 単位当たりの限界利益額が大きい製品が常に有利とは限らない。