エッジコンピューティングとは?えっじこんぴゅーてぃんぐ
エッジコンピューティングとは、データが生まれる端末や現場の機器の近くで処理を済ませ、クラウドへ送る量を絞る配置の考え方。往復の通信遅延がなくなるため即応が要る制御に向き、回線費用の抑制と、映像などを外へ出さないことによるプライバシー保護にも効く。
最終更新:2026-10-07
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全部をクラウドへ上げる設計は、拠点とセンサが増えるほど回線と保存の費用が積み上がる。加えて自動運転や工作機械の停止判断のように、往復へ数十ミリ秒かけていては間に合わない用途が現れた。処理を置く場所そのものを設計変数として扱う発想が要る、というのが出題の背景にある。
具体例
NVIDIAのJetsonシリーズやAWS IoT Greengrassは現場側で推論を動かす基盤で、工場のカメラ映像をその場で解析し、異常と判定した場面の切り出しだけをクラウドへ送る使い方が典型になる。
試験での引っ掛け
クラウドをやめて全部を端末で処理する方式ではなく、即応が要る処理を手前に、蓄積と全体分析を奥に置く役割分担。グリッドコンピューティングは多数の計算機を束ねて処理能力を上げる話で、狙いが別になる。
関連用語
出た過去問
出典:平成29年度 秋期 高度試験 午前Ⅰ 問28(IPA)
IoTの技術として注目されている、エッジコンピューティングの説明として、適切なものはどれか。
正解:演算処理のリソースを端末の近傍に置くことによって、アプリケーション処理の低遅延化や通信トラフィックの最適化を行う。
要点:エッジコンピューティングは端末近傍処理で低遅延・通信量削減
エッジコンピューティングは、クラウドに全て送るのではなく端末の近くに演算資源を配置して処理する方式である。近傍で処理することで応答の遅延を減らし、ネットワークへ流れるデータ量を抑えられる。IoTのように多数の端末が大量データを生む環境で有効となる。
出典:令和3年度 秋期 高度試験 午前Ⅰ 問28(IPA)
IoTの技術として注目されている、エッジコンピューティングの説明として、適切なものはどれか。
正解:演算処理のリソースをセンサ端末の近傍に置くことによって、アプリケーション処理の低遅延化や通信トラフィックの最適化を行う。
要点:エッジは端末近傍で処理し低遅延と通信量削減を実現
エッジコンピューティングは、クラウドに集約せずセンサや端末の近くに演算資源を配置し、そこでデータを処理する方式である。応答が速くなって低遅延の処理が可能になり、クラウドへ送るデータ量が減って通信トラフィックも最適化される。IoTのように大量の端末がデータを生む環境で有効となる。
出典:令和6年度 春期 高度試験 午前Ⅰ 問28(IPA)
IoTの技術として注目されている、エッジコンピューティングの説明として、最も適切なものはどれか。
正解:演算処理のリソースをセンサー端末の近傍に置くことによって、アプリケーション処理の低遅延化や通信トラフィックの最適化を行う。
要点:エッジは端末近傍で処理し低遅延と通信量削減を実現
エッジコンピューティングは、クラウドに集約せずセンサーや端末の近くに演算資源を配置してデータを処理する方式である。処理を手元で完結させることで応答が速くなり、クラウドへ送るデータ量が減るので通信トラフィックも抑えられる。大量の端末を扱うIoTで有効となる。
出典・参考
公式シラバスの2 コンピュータシステム > 1. システムの構成 > (2) システム構成に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。