BOM(部品表)とは?
BOM(部品表)とは、製品を構成する部品・材料の親子関係と員数を定義したデータ。設計用と製造用があり、所要量計算や原価計算の基礎になる。生産系システムを整備する際に最初に整合させるべき基準データとして問われる。
高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では3回出題されています(2016年度〜2025年度)。
ぶひんひょう
BOM(部品表)の意味
製品を構成する部品・材料の親子関係と員数を定義したデータ。設計用と製造用があり、所要量計算や原価計算の基礎になる。生産系システムを整備する際に最初に整合させるべき基準データとして問われる。
BOM(部品表)の具体例
設計変更で部品を1つ置き換えたのに製造用の部品表へ反映されず、旧部品を発注し続けて滞留在庫が生じる。設計用と製造用の変換ルールと変更管理の窓口を定め、設計変更番号で両者を紐づける仕組みを整える。
BOM(部品表)は試験でどう引っ掛けられる?
単なる部品の一覧ではなく、階層構造と有効日付を持つ点が要。設計部門と製造部門が別々に管理すると不整合が生じ、所要量計算の結果そのものが信用できなくなり、生産計画全体が崩れる。
BOM(部品表)と関連する用語
BOM(部品表)が出た過去問
ある期間の生産計画において、図の部品表で表される製品Aの需要量が10個であるとき、部品Dの正味所要量は何個か。ここで、ユニットBの在庫残が5個、部品Dの在庫残が…
正解:90
要点:上位品目の在庫を引いてから下位部品に展開する
製品A10個に対しユニットBの総所要量は40個だが在庫5個を差し引き正味35個、ユニットCは10個で在庫なし。部品Dは35×3+10×1=115個必要で、在庫25個を差し引いた正味所要量は90個となる。上位品目の在庫を先に引いてから下位に展開する点が要点である。
出典:平成28年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問28(IPA)ある期間の生産計画において、表の部品表で表される製品Aの需要量が10個であるとき、部品Dの正味所要量は何個か。ここで、ユニットBの在庫残が5個、部品Dの在庫残が…
正解:90
要点:正味所要量は上位品目の在庫を引いてから下位へ展開する
製品Aが10個必要なので、ユニットBの総所要量は10×4=40個、在庫5個を差し引いて正味35個。ユニットCは10×1=10個で在庫がないので正味10個。部品Dの総所要量は、Bから35×3=105個、Cから10×1=10個で合計115個となる。ここから部品Dの在庫25個を引いて、正味所要量は90個である。
出典:平成30年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問28(IPA)ソフトウェアの情報セキュリティ対策のうち、SBOM(Software Bill Of Materials)管理ツールを用いることができるものはどれか。
正解:ソフトウェアについての脆弱性管理
要点:SBOMは構成部品を把握し脆弱性の影響範囲を特定する
SBOMはソフトウェアを構成する部品(OSSライブラリ等)とそのバージョンを一覧化した部品表である。管理ツールで構成部品を機械的に把握しておけば、新たな脆弱性情報が公表されたときに影響を受ける製品やシステムを速やかに特定でき、脆弱性管理に役立つ。
出典:令和7年度 春期 高度共通_午前I試験 am1 問13(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。