MES(製造実行システム)とは?
MES(製造実行システム)とは、生産計画と現場の設備・作業者の間に位置し、作業指示、実績収集、品質記録、在庫や仕掛の追跡、トレーサビリティ確保などを担うシステム。ERPが立てた計画を工程単位の指示へ展開し、現場の実績を計画側へ返す役割を持つ。
高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では1回出題されています。
せいぞうじっこうしすてむ
MES(製造実行システム)の意味
生産計画と現場の設備・作業者の間に位置し、作業指示、実績収集、品質記録、在庫や仕掛の追跡、トレーサビリティ確保などを担うシステム。ERPが立てた計画を工程単位の指示へ展開し、現場の実績を計画側へ返す役割を持つ。
MES(製造実行システム)の具体例
ERPが月次で立てた生産計画をMESが日次のライン別作業指示に展開し、各設備から収集した稼働実績と不良数をもとに進捗を更新する。ロット番号と設備・作業者・検査結果を紐づけて記録するため、出荷後に不具合が出ても対象範囲を特定できる。
MES(製造実行システム)は試験でどう引っ掛けられる?
MESはERPの一機能ではなく階層が異なる。上位から順にERP(経営資源計画)、MES(製造実行)、制御機器(PLCなど)という三層で捉えるのが基本であり、MESの主目的は原価計算ではなく現場実行の管理である。
MES(製造実行システム)と関連する用語
MES(製造実行システム)が出た過去問
生産事業所のシステムを、生産計画などの計画層、各指示や工程管理・製造管理などの実行層、機械・機器の制御を行う制御層の三つの層に大きく分けたとき、MESが運用され…
正解:実行層
要点:MESは計画層と制御層の間の実行層を担う
MES(Manufacturing Execution System:製造実行システム)は、計画層のERPや生産計画と、制御層のPLC・機械制御との間に位置し、作業指示、工程・製造の進捗管理、実績収集、品質・トレーサビリティ管理などを担う。すなわち実行層で運用される。
出典:令和7年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問28(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。