MES(製造実行システム)とは?せいぞうじっこうしすてむ
MES(製造実行システム)とは、生産計画と現場の設備・作業者の間に位置し、作業指示、実績収集、品質記録、在庫や仕掛の追跡、トレーサビリティ確保などを担うシステム。ERPが立てた計画を工程単位の指示へ展開し、現場の実績を計画側へ返す役割を持つ。
最終更新:2026-10-07
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ERPが月次で立てた生産計画をMESが日次のライン別作業指示に展開し、各設備から収集した稼働実績と不良数をもとに進捗を更新する。ロット番号と設備・作業者・検査結果を紐づけて記録するため、出荷後に不具合が出ても対象範囲を特定できる。
試験での引っ掛け
MESはERPの一機能ではなく階層が異なる。上位から順にERP(経営資源計画)、MES(製造実行)、制御機器(PLCなど)という三層で捉えるのが基本であり、MESの主目的は原価計算ではなく現場実行の管理である。
関連用語
出た過去問
出典:令和7年度 秋期 高度試験 午前Ⅰ 問28(IPA)解説で登場
生産事業所のシステムを、生産計画などの計画層、各指示や工程管理・製造管理などの実行層、機械・機器の制御を行う制御層の三つの層に大きく分けたとき、MESが運用され…
正解:実行層
要点:MESは計画層と制御層の間の実行層を担う
MES(Manufacturing Execution System:製造実行システム)は、計画層のERPや生産計画と、制御層のPLC(機械を順序どおり動かす制御装置)・機械制御との間に位置し、作業指示、工程・製造の進捗管理、実績収集、品質・トレーサビリティ管理などを担う。すなわち実行層で運用される。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。