MRP(資材所要量計画)・FMSとは?えむあーるぴー・えふえむえす
MRP(資材所要量計画)・FMSとは、MRP(Material Requirements Planning:資材所要量計画)とは、生産計画に部品表と在庫を突き合わせ、どの部品をいつ何個手配すべきかを逆算する生産管理手法。FMS(Flexible Manufacturing System:フレキシブル生産システム)は、加工設備と搬送を数値制御でつなぎ段取り替えを自動化して、同一ラインで多品種を流せるようにした生産システムである。
最終更新:2026-10-07
高度試験の午前Iを最短で暗記する →背景
部品を勘で持てば、欠品か過剰在庫のどちらかに必ず振れる。MRPは需要である生産計画から必要量を計算で決め、在庫を持つ根拠を「読み」から「計算結果」へ移した。FMSが解くのは別の問題で、多品種少量化が進むと段取り替えの時間がロットを大きくする圧力になるため、切替えを自動化して小ロットでも採算が合うようにした。
具体例
トヨタ生産方式のかんばんが後工程の引き取りに合わせて手配するプル型であるのに対し、MRPは生産計画から前もって所要量を押し出すプッシュ型にあたる。FMSはNC工作機械と無人搬送車(AGV)、自動倉庫を組み合わせ、加工プログラムの切替えだけで別の製品を流す。
試験での引っ掛け
MRPの入力は生産計画・部品表(BOM)・在庫情報の3つで、実績の消費に応じて発注する発注点方式とは向きが逆である。MRPⅡ(製造資源計画)は人員や設備の能力まで含めた拡張であり、MRPそのものではない。FMSはFA(ファクトリーオートメーション)やCIM(コンピュータ統合生産)の構成要素で、これらと同義ではない。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。