ABC分析・パレート図とは?えーびーしーぶんせき・ぱれーとず
ABC分析とは、売上金額や在庫金額の大きい順に対象を並べ、上位からA・B・Cのランクに区切って管理の手間を配分する手法。その根拠を可視化するのがパレート図で、項目別の金額や件数を大きい順に並べた棒グラフと、累積構成比の折れ線を1つの図に重ねて描く。
最終更新:2026-10-07
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すべての品目に同じ精度の在庫管理や原価管理を行うのは費用に見合わない。実データでは上位2割の品目が金額の8割を占めることが多く(パレートの法則)、そこだけ厳しく見れば効果の大半が取れる。ランク分けは重点を決める作業であると同時に、「どこに手をかけないか」を明示するための仕分けでもある。
具体例
小売の在庫管理では売上金額上位のAランク品を日次で発注管理し、Cランクは定期発注に落とす。品質管理では不良の原因別件数をパレート図にし、累積70%に届くまでの原因から手を付けるのがQC七つ道具の定石である。
試験での引っ掛け
パレート図は必ず降順に並べる点が要で、階級の順に並べるヒストグラム(度数分布の形を見る図)とは別物である。ABC分析のランクは金額基準なので、単価の低い大量品目がCに落ちることがある。特性要因図は原因の構造を魚の骨状に描く図で、大小の順位は表さない。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。