目標管理制度(MBO)とは?もくひょうかんりせいど
目標管理制度(MBO)とは、MBO(Management by Objectives and self-control)は、組織目標と結び付いた個人目標を本人の参加のもとで設定し、期末に達成度を評価して処遇や育成へつなげる人的資源管理の仕組み。上から割り当てるのではなく本人が納得して決めること、目標を測定可能な形で表すことが成立条件になる。
最終更新:2026-10-07
高度試験の午前Iを最短で暗記する →背景
命令と監督だけで人を動かす管理は、指示のない領域で手が止まり、知識労働では成果が伸びないという限界があった。そこでドラッカーは、働く本人が目標を立てて自ら統制する(self-control)ことで動機付けと成果を両立させる考え方を示した。午前I(科目A-1)では人的資源管理の一手法として問われ、専門がPMや監査の受験者にとっては担当外になりやすい範囲にあたる。
具体例
ドラッカーが提唱し、いまは多くの企業の人事評価制度に組み込まれている。運用の形は、全社のKGIである売上目標を部門のKPIへ落とし、担当者が「担当システムの障害件数を年間20件から10件へ減らす」といった数値目標を自ら設定し、期中の面談で前提が変われば目標自体を見直す、という流れになる。
試験での引っ掛け
成果主義の賃金制度そのものではなく、目標設定と自己統制による動機付けが本来の狙い。測りやすい目標に偏り、数値に表れない業務が軽視される副作用も併せて問われる。同じMBOでもM&Aの分野では経営陣による自社買収(Management Buyout)を指すので、設問がどちらの分野の話かで判断する。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの9 企業と法務 > 1. 経営・組織論 > (2) 経営管理に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。