高度試験午前I暗記無料で始める

リスク対応とは?りすくたいおう

リスク対応とは、リスクアセスメントの結果を受けて、個々のリスクにどう手を打つかを決める工程。選択肢は回避・低減(軽減)・移転(共有)・保有(受容)の4つで、選んだ選択肢を実行するための管理策の決定までが範囲。対応してもなお残る分が残留リスク。

最終更新:2026-10-07

試験情報

高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では1回出題され、ほかに2問の解説で触れられています(2017年度〜2022年度)。

高度試験・午前I(全区分共通)の頻出用語/午前I(全区分共通)

この語が出る過去問を解く →

背景

すべてのリスクをゼロにしようとすると予算がいくらあっても足りない、という現実から生まれた枠組み。対策費が想定損害を上回るなら手を打たないほうが合理的だが、それを担当者の判断で黙って見送ると、後から「なぜ放置したのか」が説明できない。どの手を選び、何を承認のうえ残したかを記録に残す形にしたのがリスク対応と残留リスクの承認。午前I(科目A-1)では、セキュリティが専門外の受験者にも4分類の当てはめが問われる。

具体例

外部の攻撃を受けやすい旧式の公開サービスを止めてしまうのが回避。多重化やWAF導入で発生確率・影響を下げるのが低減。東京海上日動などが商品化しているサイバー保険への加入や、運用の外部委託が移転(リスクファイナンシング)。影響が受容基準の範囲内で対策費が上回るため、承認のうえ何もしないと決めるのが保有。

試験での引っ掛け

移転は損害を金銭や契約で肩代わりさせるだけで、事故の発生確率そのものは下がらない——回避と取り違えない。委託しても顧客に対する説明責任は委託元に残る。また保有は「放置」ではなく、残留リスクを受容基準に照らして責任者が承認した状態を指す。

関連用語

出た過去問

問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

この語が出る過去問を解く →

試験での特徴
  • 試験では1回出題(2017年度〜2022年度)
  • 分野:午前I(全区分共通)
  • 移転は損害を金銭や契約で肩代わりさせるだけで、事故の発生確率そのものは下がらない——回避と取り違えない。