インシデント対応とCSIRTとは?いんしでんとたいおうとしーさーと
インシデント対応とCSIRTとは、CSIRT(Computer Security Incident Response Team:シーサート)は、セキュリティ事故が起きたときに通報の受付・封じ込め・原因究明・復旧・再発防止までを一貫して回すために、組織内へ常設しておくチームである。事故のたびに担当者を集める運用では初動が遅れるため、平時から権限と連絡経路を決めておく点にこの組織の意味がある。
最終更新:2026-10-07
高度試験の午前Iを最短で暗記する →背景
かつては投資が「防ぐ」側に偏り、突破された後で誰が何を判断するかは決められていなかった。侵入を完全には防げないと認めた瞬間、被害の大きさを決めるのは防御力ではなく、気づいてから止めるまでの時間に変わる。時間を縮めるには、事故の最中に指揮系統を作るのではなく、あらかじめ作っておくしかない。午前I(科目A-1)では組織の役割分担を選ばせる形で出る。
具体例
日本では一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)が組織横断の調整役を担い、企業や大学のCSIRTは日本シーサート協議会を通じて情報を共有している。
試験での引っ掛け
SOC(Security Operation Center)との役割の取り違えが定番。SOCは機器のログを常時監視して「見つける」側、CSIRTは見つかったものを判断して「止める・直す」側である。自社製品の脆弱性への対応窓口はPSIRTと呼び分ける。またインシデントは実害が出た事故だけを指すのではなく、事故につながりうる事象も含む。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。