ランサムウェアと二重脅迫とは?らんさむうぇあとにじゅうきょうはく
ランサムウェアは、侵入先のデータを暗号化して使えなくし、復号鍵と引き換えに金銭を要求するマルウェア。二重脅迫は、暗号化の前にデータを窃取しておき、支払わなければ公開すると重ねて迫る手口で、バックアップから復旧できても情報漏えいの脅しが残る形に問題を変えた点が特徴になる。
最終更新:2026-10-07
高度試験の午前Iを最短で暗記する →背景
バックアップを備える組織が増えて身代金が支払われなくなったため、攻撃側は人質を「復旧できないこと」から「公開されること」へ移した。さらにRaaS(Ransomware as a Service:攻撃基盤の貸出し)によって侵入役と暗号化役の分業が進み、技術のない者でも実行できるようになっている。
具体例
侵入経路はVPN機器の未修正の脆弱性と、他所から漏れた認証情報の使い回しが大半を占める。対策はバックアップを3世代・2媒体・1つは隔離という形で持ち、少なくとも1系統をネットワークから切り離すかイミュータブル(変更不可)保管とし、復旧手順を実地で演習しておくことになる。
試験での引っ掛け
「バックアップがあるから対策済み」は二重脅迫では成り立たない。また常時つながった共有フォルダやNASに置いたバックアップは本体と一緒に暗号化されるため、保管場所の分離を伴わなければ対策として機能しない。身代金を払っても復号できる保証はなく、支払を復旧手段として計画に書くことはできない。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 1. 情報セキュリティ > (6) 攻撃者の種類,攻撃の動機に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。