データベース暗号化とは?データベースあんごうか
データベース暗号化とは、データベースに格納された状態のデータを暗号化し、記憶媒体の盗難やデータファイルの直接読み出しに対して内容を守る仕組み。DBMSが表領域やファイル単位で自動処理するTDE(Transparent Data Encryption:透過的暗号化)と、機微な列だけを対象とする列単位暗号化に分かれる。
最終更新:2026-10-07
高度試験の午前Iを最短で暗記する →背景
通信路の暗号化とアクセス制御を固めても、データファイルやバックアップ媒体そのものを持ち出されればSQLを通さずに中身が読める。守る対象を「流れている経路」から「静止した状態のデータ」へ移すのがこの仕組みで、通信の暗号化とは防ぐ相手が違う。
具体例
マイナンバーやクレジットカード番号の列だけを列単位で暗号化し、それ以外はTDEでまとめて保護する組み合わせが一般的。復号処理の負荷と索引の効きが性能に影響するため、列単位で暗号化する対象は絞る。
試験での引っ掛け
TDEは正規の経路でアクセスできる利用者には平文に見えるため、権限を持つ内部者の持ち出しは防げない。「暗号化したから内部不正対策になる」は誤りで、アクセス制御・アクセスログ・職務分離と組み合わせて初めて成立する。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 5. セキュリティ実装技術 > (5) データベースセキュリティに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。