EAPとは?いーえーぴー
EAP(Extensible Authentication Protocol:拡張認証プロトコル)は、認証の中身を差し替えられるようにした枠組み。EAP自体は認証方式を決めず、EAP-TLS・PEAP・EAP-TTLSといった方式を運ぶ器として働く。IEEE 802.1Xによる無線LAN・有線LANの認証で使われる。
最終更新:2026-10-07
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認証方式は攻撃手法の進歩に応じて入れ替わるのに、方式ごとに通信手順を作り直していては機器を総取り替えすることになる。運ぶ仕組みと中身を分離しておけば、途中のアクセスポイントは中身を理解しないまま素通しでき、方式の更新は端末と認証サーバの設定だけで済む。この分離がEAPの設計そのものである。
具体例
企業の無線LANでは、証明書を配れる環境ならクライアント証明書を要求するEAP-TLS、ID・パスワード運用を残したい環境ならサーバ証明書だけでトンネルを張るPEAP(MSCHAPv2)を選ぶ。端末とアクセスポイントの間はEAPOL、アクセスポイントとRADIUSサーバの間はRADIUSで運ばれる。
試験での引っ掛け
EAPは方式ではなく枠組みなので、強さを決めるのは中身のほうである。EAP-TLSとPEAPの分岐点はクライアント証明書が要るかどうか。また同じEAPでも、企業活動の分野ではEmployee Assistance Program(従業員支援プログラム)を指すため、文脈で読み分ける必要がある。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 5. セキュリティ実装技術 > (2) 認証・認可技術に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。