データマスキングとは?データマスキング
データマスキングとは、実データの一部または全部を、意味を持たない別の値へ置き換えて、元の値が分からない状態にする処理。元へ戻せないことが前提で、鍵があれば必ず戻せる暗号化とは、目的も鍵管理の要否も異なる。
最終更新:2026-10-07
高度試験の午前Iを最短で暗記する →背景
開発やテストには本番と同じ分量・分布のデータが要るが、本番の個人情報をそのまま配れば、扱う人数だけ漏えいの経路が増える。データの形だけ残して中身を捨ててしまえば、必要な検証を保ったまま、守るべき対象そのものを手元から無くせる。
具体例
本番の顧客テーブルを開発環境へ複製する際に、氏名を架空の姓名へ、電話番号を規則的な連番へ置き換える。画面表示のときだけカード番号の下4桁以外を伏せる方式は動的マスキングと呼ばれ、こちらは実データが残る。
試験での引っ掛け
暗号化と可逆性の向きを入れ替える出題が定番。暗号化は鍵があれば戻せるので鍵管理が課題になり、マスキングは戻せないので鍵管理の課題は生じない。また動的マスキングは表示を伏せるだけで実データは残っており、静的なマスキングと同一視すると誤る。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 4. 情報セキュリティ対策 > (1) 情報セキュリティ対策の種類に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。