インシデントレスポンスとは?いんしでんとれすぽんす
インシデントレスポンスとは、セキュリティインシデントの発生から復旧までの一連の対応活動。検知、初動対応(トリアージ)、封じ込め、根絶、復旧、事後分析の順で進み、原因の究明よりも先に被害の拡大を止める封じ込めを置くところに組み立ての要点がある。
最終更新:2026-10-07
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侵害は完全には防げないという前提に立つと、価値は「防げたか」ではなく「気づいてから止めるまでの時間」で決まる。手順と権限——とくにサービスを止める判断を誰がするか——を平時に決めておくのは、発生時にその判断を経営層まで上げると時間を失うためで、CSIRTを常設するのも同じ理由による。
具体例
JPCERT/CCは「CSIRTマテリアル」として構築・運用・改善の各段階の手引きを公開している。ランサムウェア感染では、まず該当サーバをネットワークから切り離して封じ込め、被害範囲を確認したうえでバックアップからの復旧可否を判断する。
試験での引っ掛け
原因究明を最優先にすると、その間に感染が横へ広がる。逆に慌てて端末の電源を落とすとメモリ上の証拠が消え、後の分析ができなくなるため、封じ込めと証拠保全は同時に考える。ITサービスマネジメントのインシデント管理は復旧そのものを扱うプロセスで、目的も担当も別である。
関連用語
出た過去問
出典:令和5年度 秋期 高度試験 午前Ⅰ 問14(IPA)
JPCERTコーディネーションセンター"CSIRTガイド(2021年11月30日)"では、CSIRTを機能とサービス対象によって六つに分類しており、その一つにコ…
正解:機能:インシデント対応の中で、CSIRT間の情報連携、調整を行う。/ サービス対象:他のCSIRT
要点:コーディネーションセンターはCSIRT間の調整役
コーディネーションセンターは、インシデント対応において複数のCSIRTの間に立ち、情報の連携や調整を担う組織である。サービス対象は個別の利用者ではなく他のCSIRTであり、JPCERT/CC自身がこの類型に当たる。
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 2. 情報セキュリティ管理 > (6) 情報セキュリティ管理におけるインシデント管理に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。