IDS・IPSとSIEMとは?あいでぃーえす・あいぴーえすとしーむ
IDS・IPSとSIEMとは、IDS(侵入検知システム)は不正の兆候を検知して管理者へ通知するところまでを担い、IPS(侵入防止システム)は通信経路上に置いて検知した通信をその場で遮断する。SIEM(Security Information and Event Management)は複数機器のログを集めて時刻を揃え、機器をまたぐ相関分析で単体では見えない兆候を拾う。
最終更新:2026-10-07
高度試験の午前Iを最短で暗記する →背景
検知だけでは人が気づくまで攻撃が続き、遮断だけでは誤検知がそのまま業務停止になる。だから自動で止める範囲は確実な攻撃に絞り、残りは人が判断する。さらに1台の機器のログは断片にすぎず、侵入の全体像は複数機器を時系列で突き合わせないと現れない——その突き合わせを担うのがSIEMである。
具体例
ファイアウォールの拒否ログ、認証サーバの失敗ログ、プロキシの通信先ログをSIEMへ集約すると、「深夜に認証失敗が続いた端末が、成功後に見慣れない外部へ大量送信している」という一連の流れとして検出できる。この分析と対応を専任で行う体制がSOC(Security Operation Center)にあたる。
試験での引っ掛け
遮断するのはIPS、通知するだけがIDSで、名前に「防止」が付くほうが止める側になる。設置形態も、経路の外で複製した通信を見るのがIDS、経路上に割り込むのがIPSであり、後者は故障すると通信自体が止まる位置にある。検知方式では、シグネチャ型は未知の攻撃を検知できず、アノマリ型は誤検知が増える。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。