ゼロトラストアーキテクチャとは?ぜろとらすとあーきてくちゃ
ゼロトラストアーキテクチャとは、ゼロトラストの考え方を、実際に動く構成として組み立てたもの。アクセスのたびに、認可の可否を判断するポリシー決定点と、その判断を通信経路上で実行するポリシー実行点を通し、利用者・端末・アクセス先・状況を評価して資源単位で認可する。米国NISTのSP 800-207がこの構成を整理している。
最終更新:2026-10-07
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「すべてを検証する」という方針だけでは実装できない。誰がどこで判断し、どこで遮断し、判断材料をどこから集めるのかを決めて初めて動く仕組みになる。そこで判断(ポリシー決定)と実行(遮断・許可)を分離し、ID管理・端末管理・脅威情報を判断材料として決定点へ集約する構成が定型化された。ゼロトラストが思想、ゼロトラストアーキテクチャがその実装の型、という関係で押さえておくとよい。
具体例
社外からのアクセスをVPNで社内網に入れる代わりに、アプリケーションごとに認証プロキシを置き、端末のOS更新状況・マルウェア対策の稼働・通常と異なる地域からの接続といった条件を都度評価して、許可・追加認証・拒否を決める。GoogleのBeyondCorpや各社のZTNA(Zero Trust Network Access)製品がこの構成をとる。
試験での引っ掛け
特定製品の導入で達成できるものではなく、VPNの全廃を意味するわけでもない。「信頼しない」対象は人ではなくネットワーク上の位置である点を取り違えやすい。また、通信を暗号化することや境界のファイアウォールを強化することはゼロトラストの本質ではなく、認可を毎回・資源単位で行う点が中心である。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。