定量的リスク分析とは?ていりょうてきりすくぶんせき
定量的リスク分析とは、リスクの大きさを金額や発生回数といった数値で見積もる方法。損失額と年間の発生見込み回数を掛けて年間の予想損失額を出すやり方が代表例で、対策費用と直接比べられるのが利点。一方で、信頼できる過去データがないと数値そのものが根拠を欠く点が弱みとされる。
最終更新:2026-10-07
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受注管理サーバが停止すると1回あたり200万円の売上機会を失い、過去の実績から2年に1回起きているとすれば、年間の予想損失は100万円と見積もれる。年間80万円の冗長化費用なら投資に見合う、と経営会議で説明できる。
試験での引っ掛け
数値で出るぶん客観的に見えるが、前提に置いた損失額や発生確率が推測なら結果も推測にすぎない。「定量的だから定性的より正確」とは限らず、データの有無で使い分けるのが正しい理解である。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成29年度 春期 高度試験 午前Ⅰ 問19(IPA)
PMBOKガイド 第5版によれば,定量的リスク分析で実施することはどれか。
正解:特定したリスクがプロジェクト目標全体に与える影響を数量的に分析する。
要点:定性的は優先順位付け、定量的は目標への影響を数値評価
定量的リスク分析は、定性的分析で絞り込んだリスクについて、発生確率と影響度を数値化してプロジェクト目標全体への影響を数量的に評価する工程である。期待金額価値分析やモンテカルロシミュレーションなどを用いる。優先順位付けは定性的リスク分析、洗い出しはリスク特定、対応策の立案はリスク対応計画である。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。