モンテカルロシミュレーションとは?
モンテカルロシミュレーションとは、各作業の所要期間やコストを確率分布として与え、乱数で多数回試行して全体の結果分布を求める定量的リスク分析の技法。「納期をx日以内に収められる確率」といった形で答えが得られる。午前Iでは何が得られるか、どの分析に属するかが問われる。
高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では2回出題されています(2017年度〜2021年度)。
もんてかるろしみゅれーしょん
モンテカルロシミュレーションの意味
各作業の所要期間やコストを確率分布として与え、乱数で多数回試行して全体の結果分布を求める定量的リスク分析の技法。「納期をx日以内に収められる確率」といった形で答えが得られる。午前Iでは何が得られるか、どの分析に属するかが問われる。
モンテカルロシミュレーションの具体例
各アクティビティに三点見積の分布を与えて1万回試行し、完了日の累積確率を描く。80%の確率で満たせるのは当初計画の6日後と分かり、その差を予備として計上するか、短縮策を打つかの判断材料にする。
モンテカルロシミュレーションは試験でどう引っ掛けられる?
出力は単一の日数ではなく確率分布である点が本質。また入力の分布が根拠に乏しければ、試行回数を増やしても結果の信頼性は上がらない。合流バイアス(並行経路が合流する箇所で遅れが効きやすい)を織り込める点が単純合計との違い。
モンテカルロシミュレーションと関連する用語
モンテカルロシミュレーションが出た過去問
PMBOKガイド 第5版によれば,定量的リスク分析で実施することはどれか。
正解:特定したリスクがプロジェクト目標全体に与える影響を数量的に分析する。
要点:定性的は優先順位付け、定量的は目標への影響を数値評価
定量的リスク分析は、定性的分析で絞り込んだリスクについて、発生確率と影響度を数値化してプロジェクト目標全体への影響を数量的に評価する工程である。期待金額価値分析やモンテカルロシミュレーションなどを用いる。優先順位付けは定性的リスク分析、洗い出しはリスク特定、対応策の立案はリスク対応計画である。
出典:平成29年度 春期 高度共通_午前I試験 am1 問19(IPA)PMBOKガイド第6版によれば、リスクの定量的分析で実施することはどれか。
正解:プロジェクトの個別の特定した個別リスクと、プロジェクト目標全体における他の不確実性要因が複合した影響を数量的に分析する。
要点:定量的リスク分析は複合影響を数値で評価する
定量的リスク分析は、特定した個別リスクとその他の不確実性要因が、プロジェクト目標全体に対して複合的にどの程度の影響を及ぼすかを数値で分析するプロセスである。モンテカルロシミュレーションや感度分析、デシジョンツリー分析などの技法を用い、目標達成確率や予備費の妥当性を評価する。
出典:令和3年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問19(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。