JIS Q 31000とは?じすきゅーさんまんいっせん
JIS Q 31000とは、分野を問わず使えるリスクマネジメントの指針を示した日本産業規格で、対応する国際規格はISO 31000。リスクを「目的に対する不確かさの影響」と定義し、リスク特定・リスク分析・リスク評価からなるリスクアセスメントに、リスク対応とモニタリングを続けて繰り返す流れを示す。
最終更新:2026-10-07
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影響度と発生可能性の刻みを全社で一つに決めておくと、情報システム部門が挙げた「基幹サーバの故障」と、営業部門が挙げた「主要取引先の離反」を同じ物差しの上に並べられる。そのうえで受容基準を超えたものだけを経営会議の議題に上げる、という運用がこの規格の考え方にあたる。
試験での引っ掛け
リスクを「損失の可能性」に限定して捉えがちだが、規格上は好ましい影響(機会)も含む。また規格は認証を目的としない指針であり、ISMSのように第三者認証を受ける枠組みではない点も誤りやすい。
関連用語
出た過去問
出典:令和4年度 秋期 高度試験 午前Ⅰ 問13(IPA)
JIS Q 31000:2019(リスクマネジメント-指針)におけるリスクアセスメントを構成するプロセスの組合せはどれか。
正解:リスク特定、リスク分析、リスク評価
要点:リスクアセスメント=特定・分析・評価の3プロセス
JIS Q 31000では、リスクアセスメントはリスク特定・リスク分析・リスク評価の3つのプロセスで構成される。リスク対応はアセスメントの結果を受けて実施する後続のプロセスであり、アセスメントには含まれない。
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 2. 情報セキュリティ管理 > (1) 情報セキュリティ管理に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。