ソーシャルエンジニアリングとは?そーしゃるえんじにありんぐ
ソーシャルエンジニアリングとは、技術的な侵入手段を使わず、人間の心理や行動の隙を突いて情報を得る手口の総称。関係者を装ったなりすまし電話、肩越しののぞき見(ショルダーハック)、ごみ箱あさり(スキャベンジング)、共連れ(テールゲーティング)による入館などが含まれる。
最終更新:2026-10-07
高度試験の午前Iを最短で暗記する →背景
認証・暗号・ファイアウォールといった技術的対策が厚くなるほど、システムを正面から破るより、正規の権限を持つ人に代わりに操作させるほうが早くなる。しかも人は「急いでいる」「上司から言われた」「困っている人を助けたい」といった状況で確認手順を省くため、そこに再現性のある弱点がある。技術で塞げない以上、対策は手順の明文化と教育に寄らざるを得ない——この非対称性が、独立した攻撃分類として扱われる理由である。
具体例
情報システム部門を装って利用者へ電話し、障害対応を口実にパスワードを聞き出す。対策は、本人確認手順を明文化して電話ではパスワードを尋ねない運用を周知し、クリアデスクと書類の裁断を徹底し、入退室は共連れを防ぐアンチパスバックや一人ずつの認証にすることになる。
試験での引っ掛け
マルウェアもシステムの脆弱性も使わないため、ファイアウォールや通信の暗号化では止まらない点が要点。教育と手順整備が主対策になる。標的型攻撃メールやビジネスメール詐欺(BEC)は、技術的手段と心理的な誘導を組み合わせた発展形として位置付けられる。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 1. 情報セキュリティ > (3) 脅威に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。