クロス開発環境(クロスコンパイラ・ICE)とは?くろすかいはつかんきょう
クロス開発環境(クロスコンパイラ・ICE)とは、開発するPCと、プログラムを動かす組込み機器のCPUが異なる場合に、開発機上で目的機器向けの実行コードを生成する仕組み。生成にはクロスコンパイラを使い、実機の内部状態を観測して停止・追跡するためにICEやJTAGによるデバッガを併用する。
最終更新:2026-10-07
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PC上でARM向けのバイナリを生成し、JTAG経由でボードへ書き込んでブレークポイントを設定する。実機に画面もキーボードも無いため、シミュレータで論理を検証し、タイミング依存の不具合だけ実機で追い込むという役割分担を取る。
試験での引っ掛け
クロスコンパイラは「別言語へ変換する」ものではなく、別アーキテクチャ向けに翻訳するものである。またシミュレータでは実機の割込みタイミングや周辺回路の遅延を再現しきれないため、実機確認を省略できない。
関連用語
出た過去問
出典:令和5年度 秋期 高度試験 午前Ⅰ 問17(IPA)解説で登場
組込みシステムのソフトウェア開発に使われるIDEの説明として、適切なものはどれか。
正解:エディター、コンパイラ、リンカ、デバッガなどが一体となったツール
要点:IDEは編集・翻訳・デバッグ機能を統合した開発環境
IDE(統合開発環境)は、エディタ、コンパイラ、リンカ、デバッガといった開発に必要なツール群を1つの環境にまとめ、統一された操作で扱えるようにしたソフトウェアである。組込み開発でもクロスコンパイラ(別のCPU向けの機械語を作るコンパイラ)やデバッガと連携し、開発効率を高める。
出典・参考
公式シラバスの2 コンピュータシステム > 4. 開発ツール > (2) 言語処理ツールの種類と特徴に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。