順序回路(フリップフロップ・カウンタ)とは?じゅんじょかいろ
順序回路(フリップフロップ・カウンタ)とは、「いま」の入力だけでは出力が決まらず、直前までの状態を記憶したうえで出力を決める論理回路。記憶の最小単位が1ビットを保持するフリップフロップで、これを段に並べると計数するカウンタ、横へ送るとシフトレジスタになる。段数nがそのまま表現できる状態数2のn乗を決める。
最終更新:2026-10-07
高度試験の午前Iを最短で暗記する →背景
論理ゲートを組み合わせただけの組合せ回路は、同じ入力に必ず同じ出力を返すため「前に何が起きたか」を扱えない。数える・待つ・順番に処理するといった動作にはどうしても状態の保持が要り、クロックの立ち上がりで状態を1つ進める仕掛けとして順序回路が置かれた。午前I(科目A-1)では回路図そのものより、状態遷移表・状態遷移図の読み取りとして問われる。
具体例
デジタル時計や電子レンジのタイマは、水晶発振子の32,768Hzをフリップフロップ15段で分周して1Hzを作る。USBやUARTのシリアル通信部も、シフトレジスタで並列8ビットと直列のビット列を相互に変換している。
試験での引っ掛け
組合せ回路との境目は素子の種類ではなく「過去の状態を持つか」。4ビットカウンタが数えられるのは0〜15であって1〜16ではなく、上限は2のn乗−1。D型・JK型の違いは記憶の仕方であって、記憶するかどうかの違いではない。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの2 コンピュータシステム > 1. プロセッサ > (6) プロセッサの動作原理に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。