シリアル伝送とパラレル伝送(周辺機器インタフェース)とは?しりあるでんそうとぱられるでんそう
シリアル伝送とパラレル伝送(周辺機器インタフェース)とは、周辺機器をつなぐ配線の方式は、信号線1本で1ビットずつ順番に送るシリアル伝送と、複数の信号線に分けて同じ数のビットを一度に送るパラレル伝送に分かれる。判断の軸は高速化したときのずれで、パラレルは線ごとの到着時刻の食い違い(スキュー)と線どうしの干渉が効いてくるため、USB・SATA・PCI Expressといった現行の規格はいずれもシリアル側を選んでいる。
最終更新:2026-10-07
高度試験の午前Iを最短で暗記する →背景
かつては1回で8ビット送れるパラレルのほうが速いとされた。ところがクロックを上げていくと、線の長さの差や信号の乱れで各ビットの到着がそろわず、そろうまで待つぶんが上限になる。線を1本に絞ればそろえる相手がいなくなり、そのぶんクロックを大幅に上げられる——本数から速さへ、設計の勝ち筋が入れ替わったのがこの移行である。午前I(科目A-1)では移行の理由を選ばせる形で出る。
具体例
パラレル方式のATA(IDE)は最大133Mバイト/秒で頭打ちになったが、後継のシリアルATA(SATA)は1レーンで600Mバイト/秒に達した。プリンタ用のセントロニクス端子もUSBへ置き換わっている。
試験での引っ掛け
「線が多いパラレルのほうが速い」は現在では逆になる。PCI Expressのように高速シリアルを複数レーン束ねる構成はあるが、これは各レーンが独立して動くのでパラレル伝送への回帰ではない。線の本数と転送速度は単純に比例しない。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。