インタフェースとは?
インタフェースとは、「何ができるか」だけを規定し、「どうやるか」は実装クラスに委ねる仕様の枠組み。設計上は、モジュール間の接点を約束事として固定し、実装の差し替えを可能にする役割を持つ。広義にはモジュール間で受け渡す引数や戻り値の取り決めも指す。
高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では4回出題されています(2018年度〜2020年度)。
いんたふぇーす
インタフェースの意味
「何ができるか」だけを規定し、「どうやるか」は実装クラスに委ねる仕様の枠組み。設計上は、モジュール間の接点を約束事として固定し、実装の差し替えを可能にする役割を持つ。広義にはモジュール間で受け渡す引数や戻り値の取り決めも指す。
インタフェースの具体例
「印刷できる」インタフェースを定義しておけば、プリンタ出力クラスもPDF出力クラスも同じ呼び出しで扱える。テスト時だけ何もしないダミー実装に差し替える、といった置き換えも呼び出し側を変えずにできる。
インタフェースは試験でどう引っ掛けられる?
画面のユーザインタフェース(UI)と、プログラム間の接点としてのインタフェースが同じ語で出題される。文脈で読み分けること。また、実装を持たないのが原則なので「共通処理を書ける」と誤答しやすい。
インタフェースと関連する用語
インタフェースが出た過去問
ソフトウェアの機能量に着目して開発規模を見積もるファンクションポイント法で、調整前FPを求めるために必要となる情報はどれか。
正解:画面数
要点:FP法は画面・帳票・ファイルなど機能の数から規模を測る
ファンクションポイント法は、利用者から見える機能の量からシステムの規模を測る手法である。外部入力・外部出力・外部照会・内部論理ファイル・外部インタフェースファイルの5種類のファンクションを数え、複雑度で重み付けして調整前FPを算出する。画面数は外部入力・外部出力・外部照会の件数に直結するので必要な情報である。
出典:平成30年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問19(IPA)ソフトウェアライフサイクルプロセスにおいてソフトウェア実装プロセスを構成するプロセスのうち、次のタスクを実施するものはどれか。 〔タスク〕 ・ソフトウェア品目の…
正解:ソフトウェア方式設計プロセス
要点:方式設計=最上位レベルの設計、詳細設計=ユニットまでの設計
共通フレームのソフトウェア方式設計プロセスでは、ソフトウェア要件をコンポーネントの単位まで具体化し、外部インタフェースやコンポーネント間インタフェース、データベースを「最上位レベル」で設計する。あわせて、ソフトウェア結合のためのテスト要求事項とスケジュールを暫定的に定義することもこのプロセスのタスクである。
出典:平成30年度 春期 高度共通_午前I試験 am1 問16(IPA)図のようなIPネットワークのLAN環境で、ホストAからホストBにパケットを送信する。LAN1において、パケット内のイーサネットフレームの宛先とIPデータグラムの…
正解:イーサネットフレームの宛先=MAC3、IPデータグラムの宛先=IP2
要点:宛先IPは最終終点、宛先MACは同一LAN上の次ホップを指す
IPデータグラムの宛先アドレスは、経路の途中で変わらず最終的な相手であるホストBのIP2のままである。一方、イーサネットフレームの宛先MACアドレスは同一LAN内の次の転送先を指すので、LAN1ではルータのLAN1側インタフェースであるMAC3になる。この「IPは終点、MACは次ホップ」という使い分けが要点である。
出典:令和1年度 春期 高度共通_午前I試験 am1 問11(IPA)SOAの説明はどれか。
正解:利用者の視点から業務システムの機能を幾つかの独立した部品に分けることによって、業務プロセスとの対応付けや他ソフトウェアとの連携を容易にする手法
要点:SOAは業務機能をサービス単位に分けて組み合わせる設計思想
SOA(サービス指向アーキテクチャ)は、業務システムの機能を利用者から見た意味のある単位(サービス)として独立に切り出し、それらを組み合わせてシステムを構成する考え方である。サービス単位が業務プロセスと対応付けやすく、標準的なインタフェースで公開するため他システムとの連携も容易になる。業務変更への追随を速くできる点が利点である。
出典:令和2年度 10月 高度共通_午前I試験 am1 問24(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。