ブランドエクイティとは?ぶらんどえくいてぃ
ブランドエクイティとは、ブランド名やシンボルに結び付いて、製品の価値を増減させる資産と負債の集合。ブランド認知、知覚品質、ブランド連想、ブランドロイヤルティといった要素からなり、同じ仕様でも高く売れる、新しいカテゴリへ出ても初めから信頼される、という形で表に出る。デビッド・アーカーの整理が基になっている。
最終更新:2026-10-06
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同じ性能の製品が同じ値段でしか売れないなら、企業の利益は原価の差だけで決まってしまう。実際には買い手の頭の中にある記憶と信頼が値付けを支えており、それを広告という毎期の費用ではなく蓄積される資産として扱おうとしたのがこの概念。ブランドへの支出を役員会で通すには、この「資産として積む」という言い方が要る。
具体例
トヨタ自動車は高級車をレクサスという別ブランドで展開し、既存ブランドが積んだ連想と切り離したうえで異なる価格帯の市場に入った。ブランドの連想は資産であると同時に、入っていける市場を縛る制約でもあることが分かる例。
試験での引っ掛け
ブランド拡張とラインエクステンションを取り違えない。既存のブランド名で別カテゴリへ出るのがブランド拡張、同じカテゴリの中で味・容量・色などの品ぞろえを増やすのがラインエクステンション。また会計上の「のれん」とは別概念で、自社で育てたブランドは貸借対照表に資産として計上されない。
関連用語
出た過去問
出典:令和5年度 春期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問7(IPA)
ブランド戦略における、ブランドエクイティを説明したものはどれか。
正解:特定の組織にとって自社のブランドの名前やシンボルと結び付いたブランドの資産の集合であり、製品やサービスの価値を増大させるものである。
要点:ブランドエクイティはブランドに結び付いた資産の集合
ブランドエクイティは、ブランドの名前やシンボルと結び付いて企業に蓄積される資産の集合であり、製品やサービスがもつ価値を上乗せするものと定義される。ブランド認知、知覚品質、ブランド連想、ブランドロイヤルティなどの要素から成り、価格プレミアムや顧客の定着といった形で収益に結び付く。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。