ダイナミックプライシングとは?だいなみっくぷらいしんぐ
ダイナミックプライシングとは、需要と供給の状況に応じて、同じ商品の価格を時点ごとに変動させる仕組み。需要予測と残りの在庫・座席数をもとに、収益が最大になる価格を機械的に決める。売れ残った瞬間に価値がゼロになる座席や客室のように、短期には供給量を増やせない事業ほど効果が大きい。
最終更新:2026-10-06
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航空券や宿泊は、出発や当日を過ぎれば商品としての価値が消える。固定価格のままだと、安すぎれば早々に売り切って取り逃し、高すぎれば空席のまま終わる。この取りこぼしを埋めるため、残数と予約の進み具合を見て価格を動かすレベニューマネジメントが生まれ、データ基盤と予測モデルが安価になったことで小売や興行へも広がった。ITストラテジストにとっては、価格を動かす仕組みそのものがIT投資の対象になる。
具体例
航空会社や宿泊予約は予約状況と季節に応じて価格を日々変える。プロ野球では横浜DeNAベイスターズなどが対戦カードや天候に応じてチケット価格を変動させ、JR東日本は混雑時間帯を外して使う利用者に割安な「オフピーク定期券」を設けている。
試験での引っ掛け
動かすのは時点ごとの需給に応じた価格であって、人ごとに違う値段を付けること(パーソナライズド・プライシング)ではない。原価に一定率を乗せるコストプラス法や、競合に合わせる追随価格とも拠り所が違い、こちらは需要予測と残数が根拠になる。値上げ局面では納得感が課題となり、上限の設定や事前の告知が要る。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。