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キャプティブ価格戦略・フリーミアムとは?きゃぷてぃぶかかくせんりゃく・ふりーみあむ

キャプティブ価格戦略・フリーミアムとは、主製品を安く、あるいは無料で出して利用者を抱え込み、消耗品や上位機能といった後続の支出で利益を回収する値付け。無料の基本機能と有料の上位機能を分ける形をフリーミアムと呼ぶ。収益は単価ではなく、獲得した母数と有料への転換率と契約継続期間の掛け算で決まるため、投資判断の指標そのものが売切り型と変わる点が問われる。

最終更新:2026-10-06

試験情報

ITストラテジスト試験の頻出用語/午前II

別名:キャプティブ価格戦略

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背景

買う前に価値が分からない商品では、値段が判断の障害になる。最初の障壁を取り払って使わせ、価値が分かった後に払ってもらうと、母数と収益の両方が伸びる。ただしこの構造が成り立つのは、後続の支出を自社に囲い込めるときだけで、囲い込みが弱いと無料層の費用だけが残る。経営会議では、無料利用者1人あたりの原価、有料への転換率、転換後の生涯価値の3つを並べて採算を説明する。

具体例

日本ヒューレット・パッカードやエプソンのプリンタは本体を薄利で出し交換インクで回収する構造をとり、Google Driveは15GBまで無料で容量追加を課金する。Spotifyは無料の広告付きと有料の広告なしを分けており、いずれも母数を作る費用を先に払って後から回収する形になっている。

試験での引っ掛け

無料層にも通信・保守・サポートの原価が実在するため、転換率が想定を下回ると赤字が拡大する。主製品を安くしても、消耗品や上位機能を他社製で代替できると回収経路が切れる点が定番の落とし穴で、互換インクの普及がその実例になる。単価の安さだけを見て低価格戦略と同一視するのも誤りで、狙いは総額での回収にある。

関連用語

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 分野:午前II
  • 無料層にも通信・保守・サポートの原価が実在するため、転換率が想定を下回ると赤字が拡大する。