バイラルマーケティングとは?ばいらるまーけてぃんぐ
バイラルマーケティングとは、利用者による口コミや共有が次々と連鎖して伝わることを前提に設計し、低い費用で急速な認知拡大を狙う手法。紹介特典や話題性のあるコンテンツなど、人に伝えたくなる仕掛けをサービス自体へ組み込む点が要点で、伝播が起きるかどうかは送り手の意図ではなく受け手の行動に委ねられる。
最終更新:2026-10-06
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マス広告は費用が接触人数にほぼ比例し、認知を広げるほど支出が増える。これに対し、利用者どうしのつながりの上を情報が伝わるなら、増殖は自己増殖的に進み、費用は接触人数に比例しない。SNSと共有機能の普及がこの経路を現実的なものにしたため、広告枠を買うという発想から、共有される仕組みを製品側に作り込むという発想へ重心が移った。
具体例
Dropboxは「友人を招待すると双方の保存容量が増える」紹介制度で利用者自身を拡散の担い手にし、大きな広告費をかけずに利用者を伸ばした。国内でもPayPayやUber Eatsの友達紹介コードが同じ構造を使っている。
試験での引っ掛け
「口コミの連鎖的な波及を意図的に活用する」のがバイラルマーケティング。社会貢献と購買を結び付けるのはコーズリレーテッドマーケティング、企業の関与を隠して口コミを装うのはステルスマーケティング(景品表示法上の規制対象)で別物。インフルエンサーの起用は費用が起用人数に依存する点で構造が異なる。
関連用語
出た過去問
出典:平成29年度 秋期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問10(IPA)
人から人へと評判が拡散することを積極的に利用することが特徴的なマーケティング手法はどれか。
正解:バイラルマーケティング
要点:バイラルマーケティングは口コミの連鎖的拡散を積極的に利用する
バイラルマーケティングは、口コミやSNSでの共有を通じて評判が人から人へ伝染的(ウイルス的)に広がる仕組みを意図的に作り出す手法である。紹介したくなる仕掛けや共有しやすい導線を用意することで、広告費を抑えつつ短期間で認知を拡大できる一方、内容次第では悪評も同じ速さで広がる。
出典:令和3年度 春期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問9(IPA)
バイラルマーケティングを説明したものはどれか。
正解:人から人へと評判が伝わることを積極的に利用するマーケティング手法である。
要点:バイラルマーケティングは口コミの連鎖的な波及を活用する手法
バイラルマーケティングは、口コミやSNSでの共有によって評判が人から人へ伝わっていく波及効果を意図的に利用する手法である。ウイルス(viral)のように利用者自身が情報を広めてくれるため、少ない広告費で認知を拡大できる一方、伝わる内容を企業側が制御しにくいという性質がある。
出典・参考
高度試験 午前I(高度午前I 相当)のシラバスの8 経営戦略 > 2. マーケティング > (3) マーケティング手法に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。