セグメンテーション変数とは?せぐめんてーしょんへんすう
セグメンテーション変数とは、市場を細分化するときに使う切り口のことで、地理的変数(地域・気候・都市規模)、人口統計的変数(年齢・性別・職業・所得・家族構成)、心理的変数(価値観・ライフスタイル・性格)、行動的変数(購買頻度・使用量・ロイヤルティ・求めるベネフィット)の4分類が基本。どの切り口で割るかが、その後のターゲティングと施策のすべてを規定する。
最終更新:2026-10-06
この語が出る過去問を解く →背景
供給が需要に追いつかない時代は、全員に同じ商品を同じ売り方で届けられたため、市場を割る必要が無かった。需要が多様化すると平均的な顧客に向けた施策は誰にも刺さらなくなるが、顧客を1人ずつ扱うのは費用が合わない。セグメンテーション変数は、意味のある大きさの塊に市場を割るための共通の物差しで、割り方が測定可能・到達可能・十分な規模であることが実務上の条件になる。
具体例
ワークマンは「作業現場で働く人」という職業(人口統計的変数)で築いた市場を、「屋外で長時間過ごす人」というライフスタイル・行動の切り口へ広げてワークマンプラスを展開した。同じ商品でも、切り口を変えると別の市場として見えるという例。
試験での引っ掛け
年齢・職業・所得は人口統計的変数、使用頻度やロイヤルティは行動的変数、ライフスタイル・価値観は心理的変数で、この3つの取り違えが頻出。「求めるベネフィット」で割るベネフィットセグメンテーションも行動的変数の側に入る。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成28年度 秋期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問11(IPA)
消費者市場のセグメンテーション変数のうち,行動的変数はどれか。
正解:使用頻度,ロイヤルティ
要点:行動的変数は使用頻度やロイヤルティなど実際の行動に着目する
消費者市場のセグメンテーション変数は、地理的変数・人口動態的(デモグラフィック)変数・心理的(サイコグラフィック)変数・行動的変数の4つに大別される。行動的変数は、購買や使用に関する実際の行動に着目するもので、使用頻度、ロイヤルティ、求めるベネフィット、購買機会などが該当する。
出典:平成30年度 秋期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問10(IPA)
消費者市場のセグメンテーション変数のうち、人口統計的変数はどれか。
正解:年齢、職業
要点:人口統計的変数は年齢・職業など客観的に把握できる属性
消費者市場のセグメンテーション変数は、地理的変数・人口統計的(デモグラフィック)変数・心理的変数・行動的変数の4つに大別される。人口統計的変数は年齢、性別、職業、所得、家族構成、学歴など、人口統計として客観的に把握できる属性を指す。
出典:令和3年度 春期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問10(IPA)解説で登場
市場を消費者特性でセグメント化する際に、基準となる変数を、地理的変数、人口統計的変数、心理的変数、行動的変数に分類するとき、人口統計的変数に分類されるものはどれ…
正解:職業
要点:職業や年齢、所得などの属性は人口統計的変数に当たる
消費者特性によるセグメンテーション変数のうち、人口統計的(デモグラフィック)変数は、年齢、性別、家族構成、所得、職業、学歴など統計的に把握できる属性を指す。職業はこれに該当する。地理的変数は地域や人口密度、心理的変数はライフスタイルや性格、行動的変数は使用頻度やロイヤルティなどを扱う。
出典:令和5年度 春期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問6(IPA)
消費者市場のセグメンテーション変数のうち、人口統計的変数はどれか。
正解:年齢、職業
要点:年齢・職業・所得などの属性が人口統計的変数
消費者市場のセグメンテーション変数は、地理的変数、人口統計的変数、心理的変数、行動的変数に大別される。人口統計的(デモグラフィック)変数は年齢、性別、職業、所得、家族構成、学歴など統計的に把握できる属性を指す。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。