STPとは?えすてぃーぴー
STP(Segmentation・Targeting・Positioning)は、市場を細分化し、狙う層を選び、その層の頭の中で自社が占める位置を定める、マーケティング戦略の基本手順。限られた資源をどこへ向けるかを決める工程であり、STPで方針を固めてから4Pのマーケティングミックスを具体化する。
最終更新:2026-10-06
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資源が有限である以上、すべての顧客に最適な商品を届けることはできない。誰に売るかを決めないまま施策を積み上げると、価格・チャネル・訴求の想定する相手がばらばらになり、互いに打ち消し合う。STPは、細分化の切り口・狙う層・提供価値の位置づけという順で意思決定を並べ、後段の4Pを一貫させるために置かれる。ポジショニングが指すのは自社の主張ではなく、顧客の認識の中での位置である点が要点になる。
具体例
スノーピークは、自然志向で道具に投資するキャンプ愛好層に狙いを絞り(S・T)、高価格でも長く使い続けられる道具という位置づけを掲げ(P)、そのうえで直営店中心のチャネルと会員制度を組み立てている。切り口の選択がその後の価格・チャネル・販促を規定している例。
試験での引っ掛け
順序が問われる。STP(誰にどう認識されるか)が先、マーケティングミックス(4P)が後。また同じ綴りのSTPには、ネットワーク分野のスパニングツリープロトコル(レイヤ2でループを防ぐ仕組み)と、より対線のSTP(シールド付きケーブル)があり、科目A-1では設問の分野を見て判断する。
関連用語
出た過去問
出典:令和3年度 春期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問11(IPA)解説で登場
マーケティング戦略の策定プロセスを幾つかのブロックに分けて順番に並べたとき、図のdに入るものはどれか。ただしア〜エはa〜dのいずれかに入るものとする。
正解:マーケティングミックス決定
要点:STPで方針を決めた後にマーケティングミックスを組み立てる
マーケティング戦略の策定は、環境分析→市場細分化(セグメンテーション)→ターゲット特定(ターゲティング)→ポジション決定(ポジショニング)→マーケティングミックス決定→実行計画策定の順に進む。ポジション決定の次に来るdは、製品・価格・流通・プロモーションの4Pを組み立てるマーケティングミックス決定である。
出典:令和7年度 春期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問8(IPA)解説で登場
マーケティング戦略の策定プロセスを幾つかのブロックに分けて順番に並べたとき、図のdに入るものはどれか。ただしア~エはa~dのいずれかに入るものとする。
正解:マーケティングミックス決定
要点:STPの後に4Pのマーケティングミックスを決める
マーケティング戦略の策定は、環境分析→市場細分化→ターゲット特定→ポジショニング(ポジション決定)→マーケティングミックス決定→実行計画策定の順に進む。ポジション決定の次に来るdは、製品・価格・流通・プロモーションの4Pを組み立てるマーケティングミックス決定である。
出典・参考
高度試験 午前I(高度午前I 相当)のシラバスの8 経営戦略 > 2. マーケティング > (1) マーケティング理論に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。