LBOとは?えるびーおー
LBOとは、買収対象企業の資産や将来生み出すキャッシュフローを担保に資金を借り入れ、少ない自己資金で買収を行う手法。てこ(レバレッジ)の効果で自己資本利益率を高められる一方、借入金は買収後の会社が返済するため、業績が計画を下回ると財務状態が急速に悪化する。
最終更新:2026-10-06
この語が出る過去問を解く →背景
有望な事業を買いたくても、自己資金だけでは規模の大きい会社には手が届かない。買い手の信用ではなく、買われる会社の稼ぐ力を担保にできれば資金の制約は外れ、少額の出資で経営権を握れる。この仕組みが投資ファンドによる事業再編を可能にした。反面、返済を織り込んだ事業計画が前提になるため、買収後のコスト構造とキャッシュフローの見通しが厳しく問われるようになった。
具体例
LBOを世に広めた米KKRのような投資ファンドは、安定した営業キャッシュフローを持つ企業を自己資金2割・借入8割といった構成で買収し、買収後の収益で借入を返済しながら企業価値を高めて数年後に売却する。担保になるのは買い手ではなく、買われる側の資産と収益力である。
試験での引っ掛け
「買収先の資産・収益力を担保に借り入れる」のがLBO。経営陣自身が買い取るのはMBO、従業員が買い取るのはEBOで、こちらは資金の出どころではなく買い手が誰かによる区別。MBOでLBOの手法を併用することもあり、両者は排他ではない。
関連用語
出た過去問
出典:平成28年度 秋期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問6(IPA)
LBOの説明はどれか。
正解:買収先企業の資産などを担保に,金融機関から資金を調達するなどして,限られた資金で企業を買収する。
要点:LBOは買収先の資産を担保に借入れて行う少資金の買収
LBO(レバレッジドバイアウト)は、買収先企業の資産や将来生み出すキャッシュフローを担保として金融機関などから資金を調達し、少ない自己資金で企業を買収する手法である。てこ(レバレッジ)の原理になぞらえた名称で、買収後は買収先の収益で借入れを返済していくため、事業が計画どおりに進まないと財務リスクが大きい。
出典:令和元年度 秋期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問6(IPA)
LBOの説明はどれか。
正解:買収先企業の資産などを担保に、金融機関から資金を調達するなど、限られた手元資金で企業を買収する。
要点:LBOは買収先の資産を担保に借入れで行う少額自己資金の買収
LBO(Leveraged Buyout)は、買収対象企業の資産や将来生み出すキャッシュフローを担保として金融機関などから資金を調達し、少ない自己資金で企業を買収する手法である。てこ(レバレッジ)の名のとおり借入れで買収規模を拡大できる一方、買収後は対象企業自身が返済負担を負う。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。