ブルーオーシャン戦略とは?ぶるーおーしゃんせんりゃく
ブルーオーシャン戦略とは、既存市場での消耗戦(レッドオーシャン)を避け、競争のない新しい市場空間を創り出す戦略。買い手への価値向上とコスト低減を同時に実現するバリューイノベーションを核とし、ERRC(取り除く・減らす・増やす・付け加える)の4アクションで、業界が当然としてきた価値要素を組み替える。戦略キャンバスで他社との違いを可視化して議論する。
最終更新:2026-10-06
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同じ土俵で品質と価格を競い合う限り、勝っても利幅は削られ、負ければ退出するしかない。既存顧客ではなく「その業界をまだ使っていない人」に目を向けると、業界が当然としてきた過剰なサービスが、実は価格を押し上げているだけだと見えることがある。ブルーオーシャン戦略は、差別化と低コストはトレードオフだという前提そのものを崩す手順を示した点に意義がある。
具体例
QBハウスは理髪店から洗髪・ひげそり・長い接客を取り除き、10分・低価格に絞ることで、価格を下げながら「待たない・早い」という新しい価値を生んだ。任天堂のWiiも、性能競争から降りて、それまでゲームを遊ばなかった層を取り込んだ例として挙げられる。
試験での引っ掛け
「差別化とコストリーダーシップはトレードオフ」とするポーターの基本戦略に対し、ブルーオーシャンは価値向上とコスト低減の同時実現を主張する点が対照的。単なる新規事業やニッチ市場への参入と同義ではなく、価値要素の取捨によって需要そのものを創り出すことを指す。
関連用語
出た過去問
出典:平成28年度 秋期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問9(IPA)
ブルーオーシャン戦略の特徴はどれか。
正解:価値を高めながらコストを押し下げる。
要点:ブルーオーシャン戦略は価値向上とコスト低減を同時に追求する
ブルーオーシャン戦略は、既存の競争が激しい市場(レッドオーシャン)を避け、競争のない未開拓の市場空間を創り出す戦略である。その中核概念がバリューイノベーションで、業界で当然とされてきた要素を削減・取り除いてコストを下げつつ、新たな要素を付加して買い手にとっての価値を高める、という差別化と低コストの同時追求を行う点に特徴がある。
出典:令和3年度 春期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問7(IPA)
ブルーオーシャン戦略の特徴はどれか。
正解:価値を高めながらコストを押し下げる。
要点:ブルーオーシャンは価値向上とコスト低減を同時に実現する
ブルーオーシャン戦略は、競合と同じ土俵で戦う既存市場(レッドオーシャン)を離れ、競争のない新しい市場空間を切り開く戦略である。その中核はバリューイノベーションで、買い手にとっての価値を高めることと自社のコストを下げることを同時に達成する点に特徴がある。
出典・参考
高度試験 午前I(高度午前I 相当)のシラバスの8 経営戦略 > 1. 経営戦略手法 > (3) 事業戦略に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。