TLO・産学連携とは?てぃーえるおー・さんがくれんけい
TLO・産学連携とは、TLO(技術移転機関)は、大学などの研究成果を特許として権利化し、企業への実施許諾を仲介する組織。得た収入を研究へ戻すことで次の成果につなげる。産学連携にはこのほか、大学と企業が対等な立場で共同して行う共同研究、企業の委託を受けて大学が実施する受託研究といった形がある。
最終更新:2026-10-06
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大学の研究成果は論文として公表された時点では誰も独占できず、事業化の投資を回収する見込みが立たないため、企業が手を出しにくい。権利化して独占的に使える形にし、交渉の窓口を1つにまとめる役目が別に要る。日本では1998年の大学等技術移転促進法(TLO法)でこれが制度化され、研究資金の外部調達が大学側の課題として位置づけられた。
具体例
東京大学TLOは学内の研究成果を出願・権利化して企業への実施許諾を仲介しており、東北大学系の東北テクノアーチも同じ役割を担う。1件の材料技術を複数の企業へ実施許諾し、用途ごとに別々の事業化を進める形が典型になる。
試験での引っ掛け
共同研究は、費用の負担割合にかかわらず「対等な立場で共同して行う」ものと定義される。企業が費用を多く出したから委託になる、とはならない。企業の依頼を受けて大学側が実施するのが受託研究で、両者は契約の形も成果の扱いも別。
関連用語
出た過去問
出典:平成30年度 秋期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問15(IPA)
TLO(Technology Licensing Organization)法に基づき、承認又は認定された事業者の役割として、適切なものはどれか。
正解:大学の研究成果の特許化及び企業への技術移転の支援を行い、産学の仲介役を果たす。
要点:TLOは大学の研究成果を特許化し企業へ技術移転する仲介役
TLO(技術移転機関)は、大学等技術移転促進法(TLO法)に基づいて承認・認定される事業者で、大学の研究成果を特許として権利化し、それを企業へ技術移転する橋渡しを担う。産と学の仲介役として、得られた収入を研究者や大学へ還元し、次の研究へつなげる循環を作ることを目的としている。
出典・参考
高度試験 午前I(高度午前I 相当)のシラバスの8 経営戦略 > 1. 技術開発戦略の立案 > (1) 技術開発戦略に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。