グラフとは?ぐらふ
グラフとは、節点(頂点)と、それらを結ぶ辺の集合で「もの同士の関係」を表すデータ構造。辺に向きがあるものを有向グラフ、無いものを無向グラフといい、辺に距離や所要時間などの重みを付けると経路や最短時間を計算できる。閉路の無いつながったグラフが木にあたる。
最終更新:2026-10-06
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関係そのものを扱いたい場面では、表や一覧では「どこまで波及するか」に答えられない。つながり方だけを抜き出して点と線に還元すると、到達できるか、最短はどれか、循環していないかを機械的に判定できるようになる。運用では、構成管理データベースの関連や、ジョブの前後関係がこの構造で表現されている。
具体例
ServiceNowのCMDBは構成品目を頂点、依存関係を辺の向きとして保持し、あるサーバの停止がどの業務サービスまで波及するかを影響分析として示す。ジョブネットも有向グラフで、閉路があるとスケジュールが成立しないため設計時に検出する。
試験での引っ掛け
有向か無向か、重みがあるかで適用できるアルゴリズムが変わる点が問われる。無向グラフでは1本の辺が両端の頂点の次数に数えられるため、全頂点の次数の合計は辺の数の2倍になる。頂点数nで全頂点が互いにつながる無向グラフの辺は n(n−1)/2 本。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:令和4年度 春期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問22(IPA)
故障発生率が1.0×10^-6回/秒である機器10,000台が稼働している。330時間経過後に、故障していない機器の台数はおよそ何台か。ここで、故障発生率は経過…
正解:3,000
要点:指数分布の信頼度はexp(-λt)。時間は秒に換算してλtを求める
故障率λ=1.0×10^-6回/秒、経過時間t=330時間=330×3,600=1,188,000秒なので、λt=約1.19となる。信頼度R(t)=exp(-λt)にλt≒1.2を当てはめるとグラフからおよそ0.3が読み取れる。したがって故障していない機器は10,000×0.3=約3,000台である。時間の単位を秒に換算し忘れないことが要点。
出典:令和6年度 春期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問23(IPA)解説で登場
機械学習を用いたビッグデータ分析において使用されるJupyterLabの説明はどれか。
正解:データ分析を行う際に使用する、対話型の開発環境である。
要点:JupyterLabはコードと結果を並べて試行できる対話型開発環境
JupyterLabは、ブラウザ上でコードの記述・実行と、その結果やグラフ、説明文を1つのノートブックにまとめて扱える対話型の開発環境である。少しずつ実行して結果を確かめながら進められるため、データ分析や機械学習の試行錯誤に広く使われている。タスク管理ツールや分散処理基盤、分散データベースとは性格が異なる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。