MTTR(平均修理時間)とは?
MTTR(平均修理時間)とは、故障の発生から修理が完了して復旧するまでの平均時間。保守性(直しやすさ)を表す指標で、小さいほどよい。
ITサービスマネージャ試験の過去問では2回出題されています(2021年度〜2025年度)。
えむてぃーてぃーあーる
MTTR(平均修理時間)の意味
故障の発生から修理が完了して復旧するまでの平均時間。保守性(直しやすさ)を表す指標で、小さいほどよい。
MTTR(平均修理時間)の具体例
年間の停止時間が合計60時間、故障回数が3回なら、MTTRは20時間。
MTTR(平均修理時間)は試験でどう引っ掛けられる?
直列システム全体のMTTRは、各要素のMTTRとほぼ同程度にとどまる(同時に複数が壊れる確率が低いため)。MTBFのように短くなるわけではない。
MTTR(平均修理時間)と関連する用語
MTTR(平均修理時間)が出た過去問
MTBFがRでMTTRがSであるサブシステムを二つ直列に結合したシステムがある。システム全体のおよそのMTBFとMTTRは、どの組合せになるか。ここで、SはRに…
正解:MTBF: R/2, MTTR: S
要点:直列は故障率が加算。MTBFは半分、MTTRは変わらない
直列結合では、どちらか一方が故障するとシステムが停止するため、故障率(MTBFの逆数)が単純に加算される。1/MTBF = 1/R + 1/R = 2/R なので、システム全体のMTBFは R/2 になる。一方、故障が同時には起きない前提なので、1回の故障あたりの修復時間は個々のサブシステムと同じ S のままである。
出典:令和3年度 春期 ITサービスマネージャ試験 am2 問22(IPA)MTBFがx時間、MTTRがy時間のシステムがある。稼働環境が変わったので、MTBF、MTTRがともに従来の1.5倍になった。新しい稼働環境での稼働率はどうなる…
正解:従来の稼働率と同じ値である。
要点:MTBFとMTTRが同じ倍率で変われば稼働率は変わらない
稼働率はMTBF÷(MTBF+MTTR)で求められる。MTBFとMTTRがともに1.5倍になると、分子は1.5x、分母は1.5(x+y)となり、1.5が約分されて元の値x/(x+y)と等しくなる。つまり両者が同じ比率で変化する限り稼働率は変わらない。
出典:令和7年度 春期 ITサービスマネージャ試験 am2 問22(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。