MTBSI(平均サービス・インシデント間隔)とは?
MTBSI(平均サービス・インシデント間隔)とは、あるインシデントの発生から次のインシデントの発生までの平均時間。定義上、MTBSI = MTBF + MTRS の関係にある(稼働していた時間+停止していた時間)。
ITサービスマネージャ試験の過去問では3回出題されています(2016年度〜2024年度)。
えむてぃーびーえすあい
MTBSI(平均サービス・インシデント間隔)の意味
あるインシデントの発生から次のインシデントの発生までの平均時間。定義上、MTBSI = MTBF + MTRS の関係にある(稼働していた時間+停止していた時間)。
MTBSI(平均サービス・インシデント間隔)の具体例
稼働時間の合計が980時間、停止時間の合計が20時間、インシデントが4回なら、MTBSI = (980+20)÷4 = 250時間。
MTBSI(平均サービス・インシデント間隔)は試験でどう引っ掛けられる?
MTBF(故障と故障の間の稼働時間)とMTBSI(発生から発生までの総経過時間)の差は停止時間の扱い。計算問題では分子に何を入れるかで答えが変わる。
MTBSI(平均サービス・インシデント間隔)と関連する用語
MTBSI(平均サービス・インシデント間隔)が出た過去問
ITILでは、可用性管理におけるKPIの例として、保守性の指標である平均サービス回復時間(MTRS)の短縮を挙げている。年間5,020時間提供するサービスにおい…
正解:10
要点:MTRSは総停止時間を停止回数で割った平均回復時間
MTRS(平均サービス回復時間)は、サービス停止の総時間を停止回数で割って求める保守性の指標である。本問では停止時間の合計が6+14=20時間、停止回数が2回なので、20÷2=10時間となる。年間提供時間5,020時間は可用性の計算には使うが、MTRSの算出には用いない点に注意する。
出典:平成28年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 am2 問12(IPA)ITIL 2011 editionでは、可用性管理におけるKPIの例として、平均サービス・インシデント間隔(MTBSI)の改善を挙げている。あるITサービスでサ…
正解:MTBSI > MTBF > MTRS
要点:MTBSI=MTBF+MTRS。総経過時間と稼働時間を割る対象を取り違えない
稼働開始からの総経過時間2,020時間、使用可能時間2,000時間、停止2回(合計20時間)なので、MTBFは2,000÷2=1,000時間、MTRSは20÷2=10時間となる。MTBSIはインシデント発生の間隔なので稼働時間と停止時間を合わせた2,020÷2=1,010時間である。MTBSI=MTBF+MTRSの関係が成り立つため、常にMTBSIが最大になる。
出典:令和4年度 春期 ITサービスマネージャ試験 am2 問3(IPA)ITIL4の可用性管理プラクティスにおいて、障害発生後のサービスの回復の速さを測定する指標はどれか。
正解:MTRS
要点:回復の速さはMTRS。MTBFやMTBSIは故障の起こりにくさ
MTRS(Mean Time to Restore Service)は、サービスが中断してから回復するまでに要した時間の平均で、まさに障害発生後の回復の速さを表す指標である。MTBFは中断せずに稼働できた時間の平均、平均サービス・インシデント間隔(MTBSI)はインシデントの発生間隔で、いずれも故障の起こりにくさを示す。合計ダウンタイムは総量であって速さの指標ではない。
出典:令和6年度 春期 ITサービスマネージャ試験 am2 問4(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。