障害ツリー分析(FTA)とは?しょうがいつりーぶんせき
障害ツリー分析(FTA)とは、「サービス停止」のような頂上事象を起点に、それを引き起こす下位の事象をANDとORの論理記号でつないで樹形図へ展開する技法。各事象に発生確率を与えれば、停止に至る経路と、その経路の起こりやすさを数として出せる。
最終更新:2026-10-06
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複数の要素が絡む停止は、部品を個別に眺めても「どの組合せで落ちるか」が見えない。結果の側から論理でたどれば、単独で全体を落とす経路と、二重に壊れて初めて落ちる経路が区別でき、冗長化の投資判断が根拠を持つ。JIS C 5750-4-4(IEC 61025)として規格化され、航空・原子力の安全解析から情報システムの可用性設計まで同じ記法が使われている。
具体例
「受注サービス停止」の下に「DBサーバ停止」と「回線断」をORで並べ、DBサーバ停止をさらに「現用機故障」と「待機機故障」のANDへ展開する。ANDの下に二つ並べば、片方が壊れても頂上事象は起きないことが図の上で読める。
試験での引っ掛け
FMEAとは向きが逆で、FTAは結果から原因へ下るトップダウン、FMEAは部品の故障モードから影響を積み上げるボトムアップ。論理記号の意味も定番で、ANDは下の事象がすべて起きて初めて上位が成立する=冗長構成、ORはどれか一つで成立する=直列・単一障害点を表す。冗長化した箇所をORで描いた図は誤り。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの2 サービスマネジメントシステムの計画及び運用 > 2-9 サービス保証 (1) サービス可用性管理に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。