ブロックチェーンとは?ぶろっくちぇーん
ブロックチェーンとは、取引の記録をブロックにまとめ、直前のブロックのハッシュ値を含めて鎖状につなぎ、同一の写しを多数の参加者が持ち合う台帳。過去の1件を書き換えると以降のハッシュ値がすべて食い違うため改ざんが検出でき、単一の管理者を信用しなくても記録の一貫性を保てる。
最終更新:2026-10-06
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従来は台帳を預かる事業者を全員が信用する前提だったが、その事業者は単一障害点にも改ざんの起点にもなり得る。参加者全員が同じ記録を持って互いに検証し合う形にし、特定の管理者への信用をデータ構造と計算で置き換えたのがこの仕組みである。支援士では、完全性を担保する技術の1つとして、保証の範囲と限界の理解が問われる。
具体例
Walmartは IBM Food Trust を使い、食品の産地から店舗までの流通経路を取引先と共有している。参加者を限定する形態では合意の手順を軽くして処理性能を上げられ、誰でも参加できる形態では書き込む権利を計算量や資産の保有量で競わせる仕組みが必要になる。
試験での引っ掛け
保証されるのは「記録された後に書き換えられていないこと」だけで、記録された内容が事実かという入力段階の正しさは保証しない。また台帳は参加者全員が読めるため、個人情報をそのまま載せると秘匿性が失われ、後から消すこともできない。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成30年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問3(IPA)
ブロックチェーンに関する記述のうち,適切なものはどれか。
正解:ハッシュ関数が必須の技術であり,参加者がデータの改ざんを検出するために利用する。
要点:ハッシュの連鎖により改ざんを検出できる仕組み
ブロックチェーンは、取引をまとめたブロックに直前のブロックのハッシュ値を含めて数珠つなぎにする構造です。過去のデータを改変すると以降のハッシュ値が食い違うため、参加者が改ざんを検出できます。ハッシュ関数が不可欠な要素です。
出典:平成31年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問5(IPA)解説で登場
仮想通貨環境において,報酬を得るために行われるクリプトジャッキングはどれか。
正解:他人のPC又はサーバに侵入して計算資源を不正に利用し,台帳への追記の計算を行う。
要点:クリプトジャッキングは他人の資源で無断マイニングする
クリプトジャッキングは、他人のPCやサーバの計算資源を無断で使い、暗号資産のマイニング(ブロックチェーンの台帳へ追記するための計算)を行わせて報酬を得る行為である。Webページに埋め込んだスクリプトやマルウェアで実行され、被害者側では動作の重さや電力消費の増加として現れる。
出典:令和2年度 10月試験 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問5(IPA)
ブロックチェーンに関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:ハッシュ関数を必須の技術として、参加者がデータの改ざんを検出するために利用する。
要点:ブロックチェーンはハッシュの連鎖で改ざんを検出する
ブロックチェーンは、取引の記録をまとめたブロックに直前のブロックのハッシュ値を含めて数珠つなぎにする構造を持つ。過去の記録を書き換えると以降のハッシュ値がすべて食い違うため、参加者は改ざんを容易に検出できる。したがってハッシュ関数は不可欠な構成要素であり、暗号化や特定の認証方式は必須ではない。
出典:令和4年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問12(IPA)
ブロックチェーンに関する記述のうち,適切なものはどれか。
正解:ハッシュ関数を必須の技術として,参加者がデータの改ざんを検出するために利用する。
要点:ブロックチェーンはハッシュの連鎖で改ざんを検出する
ブロックチェーンは、取引記録をまとめたブロックに直前のブロックのハッシュ値を含めて連鎖させる構造を持つ。過去の記録を書き換えると以降のハッシュ値がすべて食い違うため、参加者は改ざんを容易に検出できる。したがってハッシュ関数が不可欠な構成要素であり、特定の認証方式や暗号化は必須ではない。
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 1. 情報セキュリティ > (8) 情報セキュリティに関する技術に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。