AEADとは?
AEADとは、機密性(暗号化)と完全性・真正性(認証タグ)を1つの処理でまとめて提供する暗号方式。ヘッダなど暗号化しないが改ざん検知はしたい部分(関連データ)も認証対象に含められる。
情報処理安全確保支援士試験の過去問では2回出題されています(2021年度〜2023年度)。
えーいーえーでぃー
AEADの意味
機密性(暗号化)と完全性・真正性(認証タグ)を1つの処理でまとめて提供する暗号方式。ヘッダなど暗号化しないが改ざん検知はしたい部分(関連データ)も認証対象に含められる。
AEADの具体例
AES-GCM、ChaCha20-Poly1305が代表格。TLS 1.3では暗号スイートがAEADアルゴリズムとハッシュ関数の組合せだけで表現され、鍵交換・署名方式は別途ネゴシエートされる。
AEADは試験でどう引っ掛けられる?
TLS 1.2までの暗号スイートは「鍵交換+認証+暗号+MAC」の4要素表記だったが、1.3では2要素になった点が問われる。
AEADと関連する用語
AEADが出た過去問
TLS 1.3の暗号スイートに関する説明のうち、適切なものはどれか。
正解:認証暗号アルゴリズムとハッシュアルゴリズムの組みで構成されている。
要点:TLS1.3の暗号スイートはAEADとハッシュの組で表す
TLS 1.3では暗号スイートの構成が簡素化され、鍵交換や署名の指定が切り離された結果、認証付き暗号(AEAD)のアルゴリズムと、鍵導出などに用いるハッシュアルゴリズムの組合せだけで表される。AES-GCMやChaCha20-Poly1305といったAEADのみが許され、CBCモードやRC4、静的RSA鍵交換など安全性に懸念のある方式は排除された。
出典:令和3年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問17(IPA)TLS 1.3の暗号スイートに関する説明のうち、適切なものはどれか。
正解:AEAD (Authenticated Encryption with Associated Data) とハッシュアルゴリズムの組みで構成されている。
要点:TLS1.3の暗号スイートはAEADとハッシュの組合せだけ
TLS 1.3では暗号スイートの構成が簡素化され、AEAD方式の共通鍵アルゴリズムと、鍵導出などに用いるハッシュアルゴリズムの組合せだけを表すようになった。鍵交換方式やサーバ認証方式はスイートから切り離され、別の拡張で個別に折衝される。またCBCモードやRC4、静的RSA鍵交換など安全性に懸念のある方式は廃止されている。
出典:令和5年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問2(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。