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TLSとは?てぃーえるえす

TLS(Transport Layer Security)は、TCPの上で相手の認証・鍵の合意・暗号化・改ざん検知をまとめて提供するプロトコル。ハンドシェイクで暗号スイートとセッション鍵を決め、以後はレコード層が共通鍵でデータを保護する。TLS 1.3では往復が1回に減り、鍵交換は前方秘匿性のある(EC)DHEに限定、暗号はAEADのみとなり、RSA鍵輸送・静的DH・CBC+MAC・圧縮・再ネゴシエーションが廃止された。

最終更新:2026-10-06

試験情報

情報処理安全確保支援士試験の過去問では21回出題され、ほかに6問の解説で触れられています(2016年度〜2025年度)。

情報処理安全確保支援士試験の頻出用語/午前II

別名:Transport Layer Security、SSL

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背景

TCP/IPは、届けることだけを担い、盗聴も改ざんもなりすましも防がない設計になっている。アプリケーションごとに暗号を自作していた時代は、実装の質にばらつきが出て鍵管理も各自任せになった。そこで「トランスポートの上に共通の保護層を1枚挟み、どのアプリからも同じ手順で使えるようにする」という形に落ち着いたのがTLSである。支援士では、通信路の保護を設計・レビューする立場として、どの通信をどこからどこまで守るのかを線で説明できることが問われる。

具体例

IPAとNICTはCRYPTRECの成果として「TLS暗号設定ガイドライン」を公開し、推奨・セキュリティ例外の設定基準を示している。社内Webシステムの改修では、この基準に合わせてTLS 1.2以上のみ受け付ける、鍵交換はECDHEに限る、といった形でサーバ設定に落とし込む。

試験での引っ掛け

TLSが守るのは通信の経路だけで、サーバに保存された後のデータや、ブラウザ内部で改ざんするMITBは守れない。ロードバランサやリバースプロキシでTLSを終端すると、そこから内部サーバまでの区間は平文になる点も設計で問われる。またサーバ証明書が保証するのはサーバ単位の身元で、S/MIMEやPGPの鍵のように利用者単位ではない。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では21回出題(2016年度〜2025年度)
  • 分野:午前II
  • TLSが守るのは通信の経路だけで、サーバに保存された後のデータや、ブラウザ内部で改ざんするMITBは守れない。