共通鍵暗号とは?
共通鍵暗号とは、暗号化と復号に同一の鍵を用いる方式。演算が単純で処理が高速なため、通信本体や大量データの暗号化に使われる。一方で、通信相手ごとに別の鍵が必要になり、n人が相互に通信するとn(n-1)/2個の鍵が要るため鍵配送・鍵管理が課題になる。
情報処理安全確保支援士試験の過去問では2回出題されています(2016年度〜2017年度)。
きょうつうかぎあんごう
共通鍵暗号の意味
暗号化と復号に同一の鍵を用いる方式。演算が単純で処理が高速なため、通信本体や大量データの暗号化に使われる。一方で、通信相手ごとに別の鍵が必要になり、n人が相互に通信するとn(n-1)/2個の鍵が要るため鍵配送・鍵管理が課題になる。
共通鍵暗号の具体例
TLSでは、鍵交換で得た共通鍵を用いてAES-GCMで通信本文を暗号化する。ハンドシェイクの公開鍵演算は接続確立時だけで、以降の大量データは共通鍵で高速に処理する。
共通鍵暗号は試験でどう引っ掛けられる?
「鍵の総数」を問う計算問題が頻出。公開鍵暗号ならn人でも2n個(各自の鍵ペア)で済む点と対比される。
共通鍵暗号と関連する用語
共通鍵暗号が出た過去問
暗号に関連するデータのうち,次に示す処理で出力可能なものはどれか。 〔処理〕 (1) カウンタを初期化する。 (2) その時点に得た時刻データを共通鍵で暗号化す…
正解:擬似乱数
要点:共通鍵とカウンタの反復は擬似乱数生成の構成
示された手順は、時刻データを種として共通鍵暗号を繰り返し適用し、カウンタを更新しながら出力を次々と生成するものです。これは暗号アルゴリズムを用いた擬似乱数生成器の典型的な構成で、必要な個数だけ予測困難な値を作れます。証明書やハッシュ値、メッセージ認証コードは生成手順が異なります。
出典:平成28年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問9(IPA)AESの特徴はどれか。
正解:鍵長によって,段数が決まる。
要点:AESは鍵長に応じてラウンド数が決まる共通鍵暗号
AESは共通鍵ブロック暗号で、ブロック長は128ビット固定、鍵長は128・192・256ビットから選べます。ラウンド(段)数は鍵長に応じて10段・12段・14段と決まります。公開鍵暗号ではなく、3回繰り返すのはトリプルDESの構成です。
出典:平成29年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問1(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。