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公開鍵暗号とは?こうかいかぎあんごう

公開鍵暗号とは、対になる2つの鍵を使い、一方で施した処理はもう一方でしか元に戻せないという性質を利用する暗号方式。片方を公開しても、そこからもう片方を現実的な時間で計算できないという数学的な難しさ(素因数分解や離散対数)を安全性のよりどころにしている。

最終更新:2026-10-06

試験情報

情報処理安全確保支援士試験の過去問では3問の解説で触れられています(2017年度〜2025年度)。

情報処理安全確保支援士試験の頻出用語/午前II

別名:非対称暗号、public key cryptography、公開鍵暗号方式(RSA)

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背景

共通鍵暗号は速い代わりに、通信相手ごとに鍵を事前に安全な経路で渡す必要があり、相手が増えると鍵の数と配送の手間が急に膨らむ。会ったことのない相手とでも安全に鍵を共有できるようにしたのが公開鍵暗号で、処理は共通鍵より数百倍以上遅い。そのため実際の通信では、セッション鍵の受渡しと署名に用途を絞って組み合わせる構成が前提になる。

具体例

TLSではセッション鍵の共有にこの方式を使い、本文そのものの暗号化は速い共通鍵で行う。署名では向きが逆になり、署名者だけが持つ秘密鍵で生成した値を、公開鍵を持つ誰もが検証できるという形で本人性と改ざんの検出を成り立たせる。

試験での引っ掛け

秘匿が目的なら受信者の公開鍵で暗号化し、署名が目的なら送信者の秘密鍵で処理する。この向きを入れ替えた選択肢が定番。また公開鍵が本人のものかどうかは暗号方式そのものでは保証されず、証明書とPKIが別に必要になる。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 3問の解説で触れられる(2017年度〜2025年度)
  • 分野:午前II
  • 秘匿が目的なら受信者の公開鍵で暗号化し、署名が目的なら送信者の秘密鍵で処理する。