楕円曲線暗号とは?
楕円曲線暗号とは、楕円曲線上の点の演算に基づく離散対数問題(ECDLP)の困難性を根拠とする公開鍵暗号。同じ強度をRSAより短い鍵長で得られるため、処理量とデータ量を抑えたい機器や証明書に向く。
情報処理安全確保支援士試験の過去問では1回出題されています。
だえんきょくせんあんごう
楕円曲線暗号の意味
楕円曲線上の点の演算に基づく離散対数問題(ECDLP)の困難性を根拠とする公開鍵暗号。同じ強度をRSAより短い鍵長で得られるため、処理量とデータ量を抑えたい機器や証明書に向く。
楕円曲線暗号の具体例
256ビットのECCはおおむね3072ビットのRSAと同等の強度とされる。ECDHE(鍵交換)やECDSA(署名)としてTLSやICカードで広く使われる。
楕円曲線暗号は試験でどう引っ掛けられる?
「鍵長が短い=安全性が低い」ではない。方式が違えば同じビット数の意味も違う。
楕円曲線暗号と関連する用語
楕円曲線暗号が出た過去問
PQC(Post-Quantum Cryptography)はどれか。
正解:量子コンピュータを用いた攻撃に対しても、安全性を保つことができる暗号方式
要点:PQCは量子計算機による解読にも耐える暗号方式
PQCは耐量子計算機暗号とも呼ばれ、量子コンピュータ上で動くショアのアルゴリズムなどによる解読に耐えられると考えられている暗号方式の総称である。素因数分解や離散対数の困難さに依存するRSAや楕円曲線暗号は量子計算に弱いため、格子、符号、多変数多項式、ハッシュベースなど別の数学的困難性に基づく方式が標準化されている。従来の計算機上で動作する点が量子鍵配送との違いである。
出典:令和3年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問3(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。