RADIUSとは?
RADIUSとは、認証(Authentication)・認可(Authorization)・アカウンティング(Accounting)の3機能(AAA)を集中管理するプロトコル。ネットワーク機器がRADIUSクライアントとして利用者の資格情報を認証サーバへ中継する。後継仕様がDIAMETER。
情報処理安全確保支援士試験の過去問では9回出題されています(2016年度〜2024年度)。
らじうす
RADIUSの意味
認証(Authentication)・認可(Authorization)・アカウンティング(Accounting)の3機能(AAA)を集中管理するプロトコル。ネットワーク機器がRADIUSクライアントとして利用者の資格情報を認証サーバへ中継する。後継仕様がDIAMETER。
RADIUSの具体例
無線LANのIEEE 802.1X認証では、アクセスポイントがオーセンティケータ兼RADIUSクライアントとして、端末(サプリカント)とRADIUSサーバの間を中継する。
RADIUSは試験でどう引っ掛けられる?
AAAの3つ目はAudit(監査)ではなくAccounting(利用実績の記録・課金)。
RADIUSと関連する用語
RADIUSが出た過去問
RADIUSやDIAMETERが提供するAAAフレームワークの構成要素は,認証(Authentication)及び認可(Authorization)の他にどれか…
正解:Accounting
要点:AAAは認証・認可・アカウンティングの3要素
AAAはAuthentication(認証)・Authorization(認可)・Accounting(課金/利用実績の記録)の3要素からなる枠組みで、RADIUSやDIAMETERはこれを提供するプロトコルです。Accountingは、いつ誰がどれだけリソースを使ったかを記録し、課金や監査に用いる機能を指します。したがって残る1要素はAccountingです。
出典:平成28年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問1(IPA)無線LANの情報セキュリティ対策に関する記述のうち,適切なものはどれか。
正解:WPA2-Enterpriseでは,IEEE 802.1Xの規格に沿った利用者認証及び動的に配布される暗号化鍵を用いた暗号化通信を実現できる。
要点:WPA2-Enterpriseは802.1X認証と動的鍵配布を行う
WPA2-Enterpriseは、IEEE 802.1XとEAPによる利用者認証をRADIUSサーバと連携して行い、認証成功ごとに利用者・セッションごとの暗号鍵を動的に配布する方式である。事前共有鍵を全端末で共有するPersonalモードと異なり、鍵の使い回しがなく、端末単位で接続許可を管理できる。
出典:平成29年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問17(IPA)利用者認証情報を管理するサーバ1台と複数のアクセスポイントで構成された無線LAN環境を実現したい。PCが無線LAN環境に接続するときの利用者認証とアクセス制御に…
正解:アクセスポイントにはIEEE 802.1Xのオーセンティケータを実装し,かつ,RADIUSクライアントの機能をもたせる。
要点:APがオーセンティケータ兼RADIUSクライアントになる
IEEE 802.1XではPCがサプリカント、アクセスポイントがオーセンティケータ、認証情報を持つサーバが認証サーバになります。アクセスポイントはサプリカントから受け取った認証情報をRADIUSサーバへ中継するため、RADIUSクライアントとして動作します。
出典:平成29年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問17(IPA)利用者認証情報を管理するサーバ1台と複数のアクセスポイントで構成された無線LAN環境を実現したい。PCが無線LAN環境に接続するときの利用者認証とアクセス制御に…
正解:アクセスポイントにはIEEE 802.1Xのオーセンティケータを実装し,かつ,RADIUSクライアントの機能をもたせる。
要点:APがオーセンティケータ兼RADIUSクライアント
IEEE 802.1XではPCがサプリカント、アクセスポイントがオーセンティケータ、認証情報を保持するサーバが認証サーバの役割を担います。アクセスポイントは受け取った認証情報をRADIUSサーバへ中継するので、RADIUSクライアントとして動作します。
出典:平成30年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問17(IPA)リモートアクセス環境において、認証情報やアカウンティング情報をやり取りするプロトコルはどれか。
正解:RADIUS
要点:RADIUSは認証・認可と利用実績を集中管理するプロトコル
RADIUSは、リモートアクセスサーバや無線LANアクセスポイントなどの機器がクライアントとなり、認証サーバへ利用者の資格情報を問い合わせて認可を得るとともに、接続時刻や通信量といった利用実績(アカウンティング)も記録するプロトコルである。認証・認可・課金の三つを一元的に扱えるため、認証基盤の集中管理に広く使われる。
出典:令和2年度 10月 情報処理安全確保支援士試験 am2 問19(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。